俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枇杷

2012-05-28 | 俳句・夏・植物


枇杷生るや今も残りて武家屋敷

バラ科の常緑高木。冬に地味な花をつけ、翌年の六月頃倒卵形の果実が黄橙色に熟する。果肉は少し酸味があるが甘く、中には大きな焦げ茶色の種子がある。島原には城の北西に武家屋敷街がある。今も残る三軒の武家屋敷が無料で開放され、自由に見学することができる。道の両側は石塀の家が多く、道の真ん中には水路があり、きれいな水が豊かに流れている。ある家の枇杷が黄色く熟していた。

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島原名物寒晒(かんざらし)





今生に生くるは枇杷をすするため


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