俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

蜘蛛(くも)

2012-05-21 | 俳句・夏・動物


むさしのの蜘蛛に生れて動かざる

クモ目の節足動物の総称。日本には千種以上いる。尻から糸を出し、車輪状の大きな網を張り、かかった虫を捕食する。初夏に雌蜘蛛の卵のうが破れ、まさに「蜘蛛の子を散らす」の譬えどおり子蜘蛛が無数に飛び出す。小流れの上に蜘蛛の巣があり、蜘蛛がしっと動かずにいた。生きるためとはいえ、動かずにいるのも辛かろうと思った。

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蜘蛛の囲にくもの不在や日の差して


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コメント (4)
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