俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枯蓮

2012-11-29 | 俳句・冬・植物


枯蓮やしばし佇む橋の上

夏に青々としていた蓮の大きな葉は、冬になると無残にも枯れ果て、からからに乾燥する。茎は折れ、水中に没し、葉で見えなかった水が広く見えてくる。池にかかる橋の近くに枯蓮があった。その枯ざまに栄枯盛衰が思われ、橋の上でしばし佇んで見ていた。

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鯉のゐる水の中にも枯はちす


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