俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

朴落葉

2012-11-15 | 俳句・冬・植物


苔の上の誰も見ざりし朴落葉

モクレン科の落葉高木。葉の長さが三〇センチ以上あり、芳香がある。初冬の頃に葉が枯れて落ちる。苔の上に朴落葉が沢山落ちていたが、誰も目には止めず通り過ぎていた。また、道に重なるように落ちているところもあり、その上を音を立てて歩くと、初冬の趣があった。

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朴落葉踏みて山々見渡しぬ


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