俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

椿(2)

2017-03-03 | 俳句・春・植物




山門に弾痕残る椿かな



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ツバキ科の常緑低木ないし高木。







暖地の山林から本州北部の海岸に自生する。







早春、葉腋に五弁花をつける。







日本にもともと自生していたのは藪椿であり、それをもとに

園芸品種が多数作られ、その種類は五百を超すという。







荒川区西日暮里にある経王寺の山門には、弾痕が数か所

残っている。

これは上野戦争で敗走した彰義隊をかくまったため、新政

府軍の攻撃を受けた、その時の弾の跡という。

その山門を入ると大きな紅白椿が咲いていた。






下町の社の乙女椿かな



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