俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

芍薬

2017-05-25 | 俳句・夏・植物




芍薬に鼻寄せてゐる女かな



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 



ボカン科ボタン属の多年草。

シベリアから中国北部、朝鮮半島北部原産。







日本には古く中国から薬草として渡来。







五~六月頃、分岐した茎の頂に数個の大輪の花を開く。

牡丹によく似ているが、牡丹は木本で、芍薬は多年草。







花は一重と八重があり、花色は白、淡紅、紅、濃紅、絞りな

ど。







芍薬に女が屈んで鼻を近づけていた。

芍薬の香を嗅ごうとしているようだが、果たして芍薬は香る

のだろうか。






芍薬に流れひとりの午後の時



にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする