俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬夕焼

2017-12-02 | 俳句・冬・天文




摩崖仏までは行けずよ冬夕焼



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冬の夕焼のこと。

単に夕焼といえば夏の季語であるが、冬にも見られ、西空

を燃え立たせたかと思うとたちまち薄れてしまう、短いもの

である。

上五、下五に用いる時は、「ふゆゆやけ」と五音で読むこと

が多い。







毘沙門天立像という摩崖仏を見に行こうとして歩いている

うちに、暮れてきてしまい、断念せざるを得なくなった。

冬夕焼が西空に広がっていた。






旅の歩の遅れがちなり冬夕焼



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