俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬入日

2017-12-28 | 俳句・冬・時候




冬日入る家路を遥か遠くにし



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冬の日が沈むことをいう。







歳時記には「冬の日」の季題の中に「冬入日」「冬日入る」

という傍題はないが、「寒落暉」があるように、冬の入日を

見ていると詠いたくなる。







そこで、試しに詠ってみただけである。







秋の日は釣瓶落しというが、冬の日が沈むのは更に早い。

冬至を過ぎたので、徐々に遅くはなるが。







家路を遥か遠くにして冬日が沈んで行く。

一抹の不安と一日の終わった安堵感と。






冬日入る古き社を拝みきて



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