俳句の風景

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虫取撫子

2018-06-18 | 俳句・夏・植物




なぞへにも群生したり小町草



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ナデシコ科の一年草。

ヨーロッパ南部原産。

日本には江戸時代末期に渡来し、観賞用に栽培されたが、

現在は野生化しているものが多い帰化植物。

別名「蠅取撫子」「小町草」ともいう。







五~八月頃、茎の先に淡紅色の小さな五弁花を密につけ

る。

茎の上方の節の間から粘液が出て小虫が付着するため、

虫を捕ると想像されてこの名がついたが、食虫植物では

ない。







上から斜面にかけて虫取撫子が群生していた。

こんなに群生しているのを見たのは初めてであった。






蝶二三固まつて舞ひ小町草



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