俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

若楓

2018-06-05 | 俳句・夏・植物




池見むと小橋渡りぬ若楓



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若葉の萌え出た楓をいう。







楓若葉にはその緑をとおす明るい光により、上品な美しさ

がある。







『徒然草』で吉田兼好は「卯月ばかりの若楓は、すべてよろ

ずの花紅葉にも勝りて、めでたき物也」とその美しさを述べ

ている。







青楓とともに古歌に詠まれてきた伝統をもつ言葉で、独立

した季語となっている。







日本庭園の池を見ようとして小さな橋を渡った。

するとそこに、楓若葉が日を受けて美しい萌黄色をしていた。






若楓抹茶一服所望して



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