俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

都鳥

2019-11-13 | 俳句・冬・動物




着水をして大人しや都鳥




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カモメ科の百合鷗をさす。







百合鷗は冬鳥として日本に飛来し、本州以南で越冬する。







嘴と脚が赤く、羽は純白で、群れを成す。







都鳥はことに、在原業平が隅田川のほとりで「名にし負はば

いざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」という歌に

由来して隅田川に浮かぶ百合鷗をいう。







空を舞っていた都鳥が着水した。

するとそのまま静かに浮かんでいた。






足元にきても鳴かずよ百合鷗




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