俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枯芒

2019-11-22 | 俳句・冬・植物




バードサンクチュアリー近くの池の枯芒




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穂も葉も枯れつくした芒をいう。







風に吹かれる姿は淋しげであるが、そこにまた冬の風情が

ある。







古典では枯尾花の用例が多いが、現代では枯芒と詠む

のが一般的となっている。







芒は枯れて穂絮の飛ぶ頃になると、朝夕に光を放つ。

その淋しい華やぎは、正に俳諧の世界ともいえる。







池の奥にバードサンクチュアリーがある。

その近くに枯芒が日に白く輝いていた。






昼の日に傾(なだ)れてゐたり枯芒




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