俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬田

2019-11-27 | 俳句・冬・地理




山裾に広がつてゐる冬田かな




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稲を刈り取ったあと、そのままの状態である冬枯れの田を

いう。







水を抜いて乾いた田の刈り跡に、晩秋に生えたひつじも

すっかり枯れ果てたさまは、荒涼とした景である。







雪国では冬田がすっかり雪に覆われ、雪野原のように

見えるが、畦の部分が少し盛り上がって見えることもある。







冬田の上を大きな雲の影が走って行くのも、自然を感じ、

趣がある。







四国は山が多いため、冬田は山裾から広がっていた。






サイクリングロードの下の冬田かな




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