俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

2020-03-23 | 俳句・春・天文


武甲山


削らるる武甲山(ぶかう)隠して霞みけり




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春になって水蒸気が山野に立ちこめ、ぼんやりと霞み、

はっきりと見えない様子をいう。




秩父盆地



横に筋を引いたように棚引く霞を棚霞という。







「草霞む」「山霞む」「鐘霞む」などとも用いられる。




両神山



秩父の美の山公園の展望台に上った。

そこからは、秩父盆地や周りの山々が一望できた。







セメントの原料となる石灰を採取するため、長年削られて

きた武甲山も霞の中にあり、削られる山肌を隠している

ようであった。






山並も見知らぬ町や夕霞




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