俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬の暮

2020-12-15 | 俳句・冬・時候




ひとり来て池を廻りぬ冬の暮




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冬の夕暮れ時をいう。







「短日」は時間的なものだが、「冬の暮」は暮方の

情景を主眼にした空間的なものといえる。







都会にも郊外にも海辺にも、それぞれの冬の暮の

趣がある。







日が短いので早くから灯がともり、空には寒々とした

星が輝き出す。







池に一人で来たが、誰もいなかった。

池を廻ると、もう冬の暮となっていた。






川岸の家の灯ともり冬の暮




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