そよ風に震へてゐたり幣辛夷
モクレン科の落葉高木。
山林に自生し、庭木として植栽もされる。
春、葉に先立って芳香のある白い六弁花をつける。
辛夷の名の由来は、蕾が赤子の拳の形に似ているという説と、赤いでこぼこした実が握った子の手に見えたという説がある。
公園に幣(しで)辛夷が咲いていた。
幣のような細い花びらがそよ風でも震えていた。
寄りてみむ日差し遍き花辛夷
そよ風に震へてゐたり幣辛夷
モクレン科の落葉高木。
山林に自生し、庭木として植栽もされる。
春、葉に先立って芳香のある白い六弁花をつける。
辛夷の名の由来は、蕾が赤子の拳の形に似ているという説と、赤いでこぼこした実が握った子の手に見えたという説がある。
公園に幣(しで)辛夷が咲いていた。
幣のような細い花びらがそよ風でも震えていた。
寄りてみむ日差し遍き花辛夷