俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

花曇

2023-03-27 | 俳句・春・天文

 

 

スマホもて子を撮る母や花曇

 

 

 

 

 

 

花が咲く頃の曇り空をいう。

 

 

 

 

 

 

この頃は、日本列島を前線が通過して小さな低気圧が発生しやすくなるため、天気が不安定となる。

大きく崩れはしないが、すっきりしない空模様の日が続く。

 

 

 

 

 

 

「養花天」も同じ意味で、漢語的な表現である。

 

 

 

 

 

 

桜が満開となったが、生憎の花曇であった。

それでも、幼子を連れた母親は、スマホでわが子を撮っていた。

 

 

 

 

 

自転車の下校学生養花天

 

 

 

コメント (2)
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