俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

沈丁花

2023-03-25 | 俳句・春・植物

 

 

メモリアルパーク沈丁香らせて

 

 

 

 

 

 

ジンチョウゲ科の常緑低木。

中国原産。

漢名は瑞香。

庭木や垣根として植えられる。

 

 

 

 

 

 

三~四月頃、枝先に十~二十個の花を球状につける。

星形の花弁のように見えるのは蕚片。

外面が紫紅色、内面が白色の肉質で四弁に分かれて開く。

白色種もある。

甘く強い香りが特徴。

 

 

 

 

 

 

「沈丁花」は和名で、沈香と丁字の香りを併せ持つからとも、香りは沈香で花の形は丁字であるからともいわれる。

 

 

 

 

 

 

メモリアルパーク(公園墓地)の前を通った。

その入り口に沈丁花が香っていた。

 

 

 

 

 

けふ一日生かされて白沈丁花

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花の雨

2023-03-25 | 俳句・春・天文

 

 

花の雨直売所には何もなく

 

 

 

 

 

 

桜の花に降る雨、あるいは花時に降る雨をいう。

 

 

 

 

 

 

これから花見を楽しもうとする人には、花を散らさないで欲しいと願う雨である。

 

 

 

 

 

 

花も終わりの頃に降る雨には、今年の花ももう終わりだなあと断念させるものがある。

 

 

 

 

 

 

花の雨が降っていた。

雨の所為か、いつも野菜を売っている無人の産地直売所には、何も置かれていなかった。

 

 

 

 

 

打ちつ放しゴルフの音や花の雨

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする