俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枯芒

2020-12-06 | 俳句・冬・植物




湖(うみ)の風吹き下ろしきぬ枯芒




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穂も葉も枯れつくした芒をいう。







風に吹かれる姿は侘しいが、そこにまた趣がある。







古来より枯尾花は歌や俳句に詠まれ、人を引き付ける

ものがあった。







〈ともかくもならでや雪の枯尾花 芭蕉〉や〈狐火の燃

つくばかり枯尾花 蕪村〉など多くの句がある。







高い所にある湖から風が吹き下ろしてきた。

枯芒が一斉に靡いた。






その中に一本の道枯芒




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