菩提樹の花やぼだい樹とふ旅籠
シナノキ科の落葉高木。
中国原産。
庭園や特に寺院に植えられる。
六月頃、淡黄色で芳香のある五弁花を葉腋から出る集散花序につける。
釈尊が悟りを開いたと伝えられるのはインド菩提樹で、クワ科の常緑高木。
リンデンバウムは近縁の別種、欧州菩提樹。
石山寺へ詣でる途中に菩提樹の花が咲いていた。
そこは「ぼだい樹」という旅館の庭であった。
菩提樹の咲きて天気の持ちにけり