毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「8・15の大阪梅田」  2012年8月15日(水) No.414

2012-08-16 10:46:54 | 日記
第二次世界大戦での敗戦から67年経ったこの日、
大阪梅田に出かけた。
ロフトやらジュンク堂、NUCHAYAMACHI(ヌー茶屋町)やらの界隈を歩くと、
今日が「終戦(敗戦)記念日」であることなど、
ま~ったく無関係な『お遊び・お買いものムード』に包まれている。
もし、道行く人にマイクでそーゆー話題を投げかけたら、かなり浮くだろうな…。
中国ではこういう節目の日は、
たとえ話題にしなくても、人々が自覚しているのを肌で感じるのだが。

そうは言っても私だとて、
梅田に出向いたのは終戦記念日の人々を観察するためではない。
友人2人とテアトル梅田に映画を観に行ったんである。
「僕たちのムッシュ=ラザール」
「ディア=ピョンヤン」
「かぞくのくに」
「屋根裏部屋のマリアたち」
「それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島」
「いわさきちひろ」
など、秀作が目白押しだが、
「ディア=ピョンヤン」はずっと前、十三の七芸で観たし、
「ムッシュ=ラザール」は友人の1人が既に見ていた。
「かぞくのくに」「いわさきちひろ」はどっちかと言うと一人で観たい。
というわけで、
ほのぼのエンタテイメントの
「屋根裏部屋のマリアたち」に決定。
水曜日のサービスDAYで千円なのがめちゃ嬉しい。
1962年のパリが舞台のこの映画、
嫌なシーンがひとっつもない、まさに癒し系映画の代表だった。
悲しいことが胸につかえている人などに
お勧めしたい。
上映室の席は60席なので、立ち見が出るほどの盛況ぶり。
インターネット予約しておいてヨカッタ!

映画の後、ヌー茶屋町界隈のビルの一角で
早い夕食か遅い昼食か、中途半端な時間帯の食事をした。
街の真ん中のおしゃれな店なのに、
いろいろ斬新な食材や美味しいパン盛り合わせなどあって1100円。
その店は若い女性たちであふれていた。

映画¥1000、食事¥1100、電車代¥360。
一つひとつはリーズナブルな値段でも、
毎日この調子でお金を使っていたらどうなるだろう。
年金暮らしも迫りくる自分の将来は、消費一辺倒でいいのか。
そんな気持ちで梅田から帰途についた。





コメント
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