毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「さようなら、おばあ。」No.1530

2015-12-08 22:43:28 | がんばろう沖縄

               平良とみ(たいら とみ)

 

平良(たいら)とみさん。

「ちゅらさん」は見たことがありません。

でも、たった一作観ただけの「ナビイの恋」は泣けました。

「おばあ」という呼び方は、「さん」も「ちゃん」も、ましてや「さま」もついていないけれど、

沖縄の言葉で、深い深い親しみと尊敬が詰め込まれた言葉なんだと

あの映画で初めて知りました。

「ばばあ」と「おばあ」、一文字しか違わないのに対極に位置する言葉だなあ、

と感じ入ったものです。

登川誠仁さんの飄々とした歌声が多くのシーンに流れる中、

ブラジルから60年ぶりに帰ってきた恋人とナビイが船出していくあの場面は、

近松門左衛門の浄瑠璃の道行きにも似て、

私にはミュージカル・コメディとは到底思えませんでした。

 

ずっと、沖縄で俳優人生を歩んでこられた平良さんは、

「ちゅらさん」に出演を乞われて、はじめ乗り気ではなかったけれど

「自分が出演することが、沖縄のためになるのなら」

と決意してお引き受けなさったそうです。

平良さんも愛する沖縄を背負って立つ一人の女性でした。

辺野古、東村の座り込みをしている方々と、平良とみさんは

全くおんなじだ、と思います。

大切な沖縄のおばあが、一人亡くなりました。

 

「ナビィの恋」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「元気出してとばかりに」No.1529

2015-12-08 00:06:33 | ま、とにかく

昨日、少しぐじぐじしたことを書きましたが、

まるでそれを読んだかのように、

今日、温かい、そして暖かい贈り物をいただきました。

広州外語外貿大学の大学院(もちろん日本語専門)に進学した施芳芳さんから

冬用のブーツが送られてきたんでした。

しかも私に送ったら宅配業者とのコミュニケーションができないだろうと、

ここの大学の4年生に送るという気配りです。

こうなると落ち込んではいられませんね

あったか~い

実は靴下を3足履いていたのですが、さすがにこのブーツを履く時は1足にしました。

これからますます寒くなる山東省菏澤市ですが、

このブーツさえあれば、安心だ~い。

 

元気が回復したところで(単純なヒト(^_^;))、

昨日のSEALDs主催の銀座デモの写真も貼り付けよっかな。

4500人も集まったとのこと。

「民主主義は止まらない。

それを望む人たちがいる限り。」

↑いいね!(フェイスブックでいいね癖がついてしまった

 

こちらはママの会ですね。

「誰の子どもも殺させない」

↑このキャッチコピーもまとを得ていると思います。

コメント (4)
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