毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「夜中、激しい怒声がキャンパスに響き・・・」No.1531

2015-12-09 22:12:10 | 中国事情


一昨日の晩、夜中の12時半過ぎのことです。

いつ果てるとも知れない「日本国家概況」の試験問題作りで

クラ~となりかけていたところ、

突然、外からかなり緊迫した怒鳴り声が聞こえ始めました。

(酔っぱらって喧嘩でもしているのかな、珍しいこと)と、思っているうちに、

ガヤガヤと大勢の人々の声も聞こえてきて、

(夜中に何かイベントでもしているのだろうか)などと想像しても結局分からぬまま、

しばらくしてその騒ぎは終わり、私も寝たのです。

それがなんだったか、翌日、分かりました。

(4年生の滕坤さんの情報で、これは信頼できます)。

怒声は男性寮の外で男子学生2人が、

路上販売のラーメンの最後の一つを奪い合って、喧嘩していたものだったんですって。

しかも、作って売っているものじゃなく、

1こ1元の乾燥したあのインスタントラーメンの奪い合いです。

では、大勢ガヤガヤ騒いでいたのは?

もちろん野次馬、または応援団です。

魔法瓶のお湯をぶちまけたりして、

外野もかなりハイになっていたんだそうです。

ああ、脱力するこの平和ボケの大学・・・・・・。

 

 昨日は一年生の聴解授業で豆テストをしました。

私が読み上げる単語を耳で聞いて書くのです。

ついこの間まで、「あいうえお」も書けなかった子たちが、文字を書き、

数週間前、「はとめ」と「はどめ」が全然聞き分けられなかったのが、

今は徐々に違いを認識するようになってきています(個人差はありますが)。

神経を集中して、私の音声を文字にする子たちを見ていると、

胸にジーンとくるものがあります。

下の子は40問中、たった1つ間違えただけでした。消し胡麻・・・。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする