毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「辺野古の虹の戦士たち」No.1537

2015-12-15 17:49:52 | がんばろう沖縄

埋め込み画像への固定リンク

沖縄県民の主張は全く筋が通っており、何一つおかしなところはありません。

その反対に、日本政府は日本国憲法の

国民主権、地方自治権に根本的に違反しています。

棍棒を振り回し、暴力をふるって言うことを聞かそうとする

日本政府に対する沖縄県民の粘り強い闘いは、毎日、毎日続いており、

その姿に共感した全国の民も、日々、沖縄に駆け付けています。

オール沖縄の力が、全国、全世界の人々の力へと広がってきている状況。

まさに今、世界で話題の辺野古は、本当に民主主義の最前線で踏ん張っています。

汚い奴らに服従しない。絶対負けない、諦めない。

辺野古に行くと、心から、わたしら人間もまだ捨てたもんじゃないと思えるのです。

フェイスブック、ツイッターでも、沖縄への熱い声援、連帯の記事があり、

ここ山東省で読んでいて、胸がいっぱいになります。

今日はその中のひとつ、

グリーンピース・ジャパンさんのビデオの記事を皆さんとシェアしたいと思います。

(本当はビデオを貼り付けて紹介したいんですけど、それができないので)。

https://www.facebook.com/GreenpeaceJapan/videos/1083218021710805/

ビデオを見たら『O bella ciao, bella ciao, bella ciao ciao ciao ・・・』

のメロディと歌詞に胸が震えることでしょう。

懐かしいこの歌はイタリア・パルチザンの歌だそうです。

グリーンピースさんは安倍首相に私の声を届けてくれるというので、

早速http://bit.ly/1QqG83Pに登録しようとしたら、

《複数回は登録できません》と表示され、

(そう言えば、もう前に登録してたんだった)と思い出した次第です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「いまに、地球は病み、海は黒ずみ、川の水は毒となり、

動物たち植物も姿を消しはじめるとき、

まさにそのとき、人々を救うために世界中から虹の戦士が現れる」

—北米先住民族の伝説「虹の戦士」

https://www.facebook.com/GreenpeaceJapan/videos/1083218021710805/

グリーンピース・ジャパン11月10日 

【辺野古ゲート前の戦士たちに捧ぐ】

虹の戦士号 マイク船長が作ったビデオを公開!

イタリア人乗組員、アンジェロが

辺野古ゲート前で歌ったパルチザンの歌「さらば恋人よ Bella ciao」

▼対訳

1.ある朝目覚めて さらばさらば恋人よ
  目覚めて我は見る 攻め入る敵を

2.われをも連れ行け さらばさらば恋人よ
  つれ行けパルチザンよ やがて死す身を

3.いくさに果てなば さらばさらば恋人よ
  いくさに果てなば 山に埋めてよ

4.埋めてやかの山に さらばさらば恋人よ
  埋めてやかの山に 花咲く下に

5.道行く人々 さらばさらば恋人よ
  道行く人々 その花賞でん

毎朝、機動隊の暴力的な排除にもめげず、

海をまもるために抗議し続ける沖縄の方々をサポートするために


今すぐ日本中から声援を届けてください >> http://bit.ly/1QqG83P

そして、この状況を世の中に広めてください。

沖縄を応援する皆さんの声は、安倍首相のもとへグリーンピースが届けます。

 

グリーンピース・ジャパンさんの写真
グリーンピース・ジャパンさんの写真
グリーンピース・ジャパンさんの写真
グリーンピース・ジャパン

<虹の戦士、大浦湾にあらわる!>

辺野古・大浦湾の海は、世界中につながってる。
「海を守りたい」思いはみな同じ >> http://bit.ly/1Ox9cXW

――――――引用ここまで 

 

中村 公信さんの写真
中村 公信さんの写真
「琉球処分の再来のようだ。国家権力の弾圧には負けない。県民の皆さん、恐れることなく集まって!」と山城博治議長。【沖縄タイムス・速報】
<form id="u_ps_jsonp_5_4_32" class="commentable_item collapsed_comments" action="https://www.facebook.com/ajax/ufi/modify.php" method="post" data-ft="{">

12月15日午前10時ごろ、平和を求める退役軍人の会のメンバー約10人が、ゲート前の集会でアメリカの戦争の実態を語りました。イラク戦争に行った男性は、「帰還後にも多くの友人を自殺で失った」と話しました。

 
 
 
</form>
RYUKYUSHIMPO.JP
 
**写真は琉球新報、沖縄タイムスなどからお借りしました。(ブルーはーと)
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「試験問題作りが終わった~」No.1536

2015-12-14 23:47:32 | 中国事情

 ほぼ3週間かけた学期末試験問題作りが、

ようやく、終わりました・・・・・・(虚脱感)。

思えば日本で小学校の教師をしていた時も、学期末はたいへんでした。

成績つけと通知表記入です。

当時は、家に資料を持って帰れたので、家でテストの○つけして、

平均点出して、評価して、通知欄にあれこれ励みになりそうなことを記入しました。

このように書けば2行で済みますが、実際やるのは本当に嫌でした。

コーヒーを淹れたり、急に部屋の掃除をしたり、

やりたくない仕事に、ギリギリまで抵抗をしていましたね。

まず、私は他人様を評価するのは自分の性に合わないので、それが苦痛でした。


小学校の科目の成績はテストだけで測りません(最近はどうか知りませんけど)。

未分化な子どもが持つ可能性を引き出すための評価をしようと努力しましたが、

私は自分の評価力が不十分であることをよ~く知っていましたので、

通知表を作った後も、晴れ晴れとした気持ちにはなれませんでした。

中学校、高校、大学へと進むにつれて、評価は科目の成績だけで事足れりとなります。

つまり、テストが重要になるのですね。

その分、評価の意味も範囲が狭まります。

つまり、子どものごく、ごく一面だけを切り取ったものになります。

 

ここ中国でも、そんなもので成績が決まり、

その成績で大学から賞を与えられたりすると、

奨学金(給付)がもらえたりします。

ひいては就職にも影響します。

それを思うと、また、学生たちに申し訳ない気がして、

問題作りも実に悩ましいのです。

教師の仕事の中でも、試験・成績つけは最も苦しいものの一つだと私は思います。

 

とにかく終わったので、

大阪から持ってきたシチューの素でクリームシチューを作り、

4階のモリ先生にお声をかけて、夕食を一緒に食べました。

食べながらペチャクチャしゃべっていて気がついたのは、

なんと、モリ先生はまだ全然試験問題を作成していないということです。

桁外れの呑気者がここ、菏澤学院に生息していました。

 

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「(奨学金)借りんなや!借りたもん返すん当たり前や!」No.1535

2015-12-13 17:56:19 | ま、とにかく

「借りんなや!借りたもん返すん当たり前や!」

12月2日、京都市議会で高すぎる学費・奨学金問題についての討論中に、

この野次が京都維新の豊田市議から発せられたそうです。

共産党の平井市議が、

「380万借りて510万返済。利子だけで130万」という学生の声を紹介すると、

それに対して言ったのがこの野次です。

この維新議員は、今の学生の窮状が分からないだけでなく、

世界中で、日本ほど高額な教育費を国民に負担させている国はない

という事実も知らないのです(それ、政治家のくせにありえないでしょ)。

近所のおっさんならこういう発言もあるかも知れません。

しかし、あろうことかこのヒト地方議会の議員、すなわち政治家なんですよ、これで。

普通、こんなアホを代議士に選びますか?

誰や、このヒトに投票したのは?

その人の行いもアホやで、はっきし言って。

「維新」という名前だけにつられるからこういうことになんねん。

「維新を名乗ればとにかく当選する」のが今の関西の奇妙な状況ですよ。

 

インターネットでちょっと調べたら瞬く間に顕わになる日本の高等教育の現実。

皆さん、この際、ちょいと確認してみようじゃないですか。

 

1.日本の大学学費は世界各国と比べて実に高い

下のグラフは、縦軸が大学の年間学費、横軸が公的奨学金/ローンを受けている大学生の人の割合です(OECD参加国)。

1(紫)学費は高いが奨学金もらっている:アメリカ・オーストラリア・ニュージーランド 

2(ピンク)学費も安い(或いは無料だ)し、奨学金ももらっているスウェーデン・デンマーク・ノルウェー・アイスランド・フィンランド・オランダ

3水色奨学金はあんまりもらっていないが、学費が安い(或いは無料):スペイン・フランス・ベルギー・イタリア・オーストリア・スイス・メキシコ (青字は学費無料の国)

4赤学費は高いわ、奨学金はもらえないわ:日本 ⇐一人ぼっち

 

 

 

 

2.日本は教育費の公的支出が少ない

下のOECD36か国中、国が支出する教育費(GDP比:赤色)が最低なのは、我が日本国です。

でも保護者が苦労して子どもの学費を捻出している(青色)ので、総額は他の国とそんなに違いません。

 国が高等教育にどれほどお金をケチっているかがよく分かるグラフです。

親や本人の私費負担割合が他国に比べてどれほど多いか、

グラフを見て泣きそうになります。

教育に金を回さず、学費値上げを示唆したりする一方、

世界中で税金ばら撒きちらしたり(誰にことわって)、

アメリカから旧式の偵察機を高く買ったりしているのがあのヒトですよ。

 

 

3.日本は奨学金(給付)制度がないも同然

奨学金はかつて私も日本育英会から借りて、全部払いました。

しかし、それは諸外国では「奨学金」とは言わず、「学生ローン」と呼ぶのだそうです。

本来、奨学金とは給付するもので、貸すものではないのですね。

ここ中国でもそうです。

中国では、貧しい学生への給付金と、

それとは別に、成績が優秀な学生への給付金の二種類があります。

その方法、是非日本でも採用してほしいですねえ。


 

 日本の高等教育状況はひどいと思いませんか。

教育は社会の財産です。

教育をないがしろにすると、国民はアホになってしまいます。

そうすると、いかにも知った顔をして自信満々に「日本を取りもどす!」とか

言われたら、鵜呑みにして信じてしまいます。

まさに、政府の思う壺ですね。

だけど、そんなことでいいわけないですよね、日本の皆さん。

 

―――グラフ資料は「ソキウス101」さんからお借りしました。―――

 http://socius101.com/date-of-education-inoecd-post-1015/

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「野に咲く花の 名前は知らない」No.1534

2015-12-12 23:12:22 | ま、とにかく

12月10日は寺山修二さんの亡くなった日だと、

その前々日の8日に知りました。

ご存知のように8日もいろいろあった日ですが、ここでは触れません。


自分が高校1年だった時はもう50年近く前のことなのに、

何とまあ、あの時の感覚のありありと蘇ることよ。

私はその頃、時代の寵児だった寺山修二さんが気に食わなくてたまりませんでしたが、

挑戦的にも高校2年の修学旅行の東京自由行動では、

寺山修二さん主宰の「天井桟敷」に高校の制服姿で乗り込んだのです。

つまり、私が気に食わないとか思うのは、非常に気にしているということで、

何とか寺山修二なる怪物と格闘したくてたまらなかったんだと今は思えます。

寺山さんに傾倒する転機は高三の受験雑誌だったかに、高校生の詩が載っていて、

その選者が寺山さんだったことでした。

選ばれた詩たちのそりゃあ、スゴイことと言ったら。

同時代の少年少女には感受性ビシビシの子たちがこんなに大勢いるんだ、と

私は知床半島の片隅にしゃがみこんで唸ったものです。

で、そのすごい子たちの感受性をすくい上げる寺山さんの鋭さに対しては、

今まで逆らってどうもすみませんでしたと頭を垂れるしかありませんでした。

「最初から素直に言うこと聞けばいいのに」

とは、親からもよく注意されたものですが、バカは死ななきゃ治らない。

 

12月10日に日本語学科の学生たちに紹介できたらいいなと準備したのが、

『戦争は知らない』でした。

野に咲く花の 名前は知らない

だけど野に咲く 花が好き

帽子にいっぱい 摘み行けば

なぜか涙が 涙が出るの

 

戦争の日を 何も知らない    

だけど私に 父はいない

父を想えば ああ荒野に     

赤い夕日が 夕日が沈む

 

戦(いくさ)で死んだ 悲しい父さん   

私はあなたの娘です

二十年後のこの荒野で  

明日お嫁に お嫁に行くの

 

何十年も歌ってきて、今年の12月10日に初めて気づいたこと、

それは、この詩が定型のリズムを持っているということでした。

なんか歌いやすいと思ってはいたけど、

そういう訳だったのか~~。

こんな歌をチャッチャと作っちゃって、

恐るべし、寺山修二。


terayama

写真は「どっこい祭儀」さんのブログ「三島由紀夫を問い詰める寺山修司」

からお借りしました。http://lastinghours.jugem.jp/?eid=867

 

 

 

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「菏澤学院初めてのアニメ吹き替え大会」No.1533

2015-12-11 21:07:05 | 中国事情

スモッグの中をクラスに向かう学生たち。〈大気汚染指数が500を突破した昨朝〉

 

昨日野坂昭如さん逝去の記事を読み、落胆。

あああああああ~。

しかし、野末陳平さんの言うとおり、順不同で誰しもあの世に逝きます。

死ぬまでは生きないと(とは言ってもねえ……)。

――――――――――

菏澤学院に来て、日本語学科の学生たちとの3か月余りが過ぎました。

他の大学では珍しくもない日本語コーナーやアニメ吹き替え大会も、

この学校では今まで一度もしたことがありませんでした。

外国語学部スピーチコンテストは2年前まではあったのですが、

新学長が赴任して、「不正支給を排除する』という名目で

教師の時間外手当を全てカットして以来、二度と開催されることはなくなりました。

これは無理もないことだと私も理解できます。

教師の月給は授業時間数を基準に支払われています。

そして、決して多い金額ではないのです。

そんな事情の中で学生たちのやる気は、どんな外的励みも与えられないまま、

孤独に展開せざるを得ない状況が続いていました。

そんなこととは知らず、ただ、

「学生にとって良いことはどんどんやろう」と闇雲に始めたのが、

日本語コーナーです。

今日は一学期最後の日本語コーナーでした。

そして、菏澤学院日本語学科最初の「アニメ吹き替え大会」でした。

大会と言っても名ばかりで、2年生の授業で試みにやってみたのを、

今日の日本語コーナーで発表しただけです。

全部で5グループあるのですが、あろうことか今日は1グループがとんずらして

4グループだけの発表でした(これが2年生のクラス実態・・・)。

「一期一会」「ドラえもん」「月刊少女野崎君」「SWORD ART On LINE」という

ラインアップでしたが、みなさん、「ドラえもん」以外で分かるのありますか(笑)。

下は審判の3年生6人が1位に選んだ「Sword Art On Line」を演じる

『夏目の猫』グループです。

中国語の字幕はO.K.にしました。

暖房もまだついていない寒い夕方の教室でも、参加者は熱心でした。

 

私が心を打たれたのは6人の3年生の言葉でした。

まず、後輩たちを褒めるのです。

そしてアドバイスを付け足します。

私の今日の気持ちは「褒める」をすっかり忘れていました。

確かに1グループは無責任にも参加しませんでした。

他の4グループは真面目に練習したのに、

場馴れしていないので緊張してへたくそで、

セリフを忘れたりしていました。

でも、3年生たちの言葉、

「観たことのないアニメだけど、この発表を聞いて観たくなりました」

「ぼく達の2年生の時より日本語が上手です」

「人物の気持ちが伝わってきました」e.t.c

これらの言葉を聞いたとき、(ああ、私は心がガサガサになっていた)と気づきました。

この2年のクラスは、1年生の時どんな勉強をしていたのか不思議になるほど、

単語も覚えておらず、聴解も会話も、な~んもできない雰囲気のクラスでした。

思えば、3か月でそのどん底から這い上がってきたのです。

(歯に衣を着せず叱咤する私を嫌がりもせず、ここまでついてきてくれた。

よく頑張ったね、と何度言ってあげただろう・・・)と頭を垂れたブルーはーとでした。

一学期も残すところ数週間。

来学期の3月まで日本語コーナーはひと休みです。

ふう、一つ終わった……。

お祖母さんに引かれて三輪車で散歩する孫娘。

なんか犬の紐みたいな。

 

 

 

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「『ブタ1名確保』ー辺野古での機動隊の言動」No.1532

2015-12-10 18:26:55 | がんばろう沖縄

「ブタ1名確保」「お前は犯罪者」、

これらの言葉は安倍晋三が沖縄の人たちに浴びせた言葉だと考えていいでしょう。

これを言った警視庁機動隊は、政府の特命の下に辺野古にやって来て、

カヌチャーベイの贅沢な高級ホテルに税金で滞在しながら、

一晩20000円~50000円だと!!!

私が5月、6月スタッフとして働いていた『海と風の宿』なんか、

1か月20000円ですよ。全国から次々と訪れた人たちはみんな、

自分のなけなしのお金を払って、狭い6人共同部屋とかに

泊まり、毎日カヌー漕ぎやゲート前座り込みにでかけていたんですよ。

もう一度言います。

全部自前ですよ!!!!!

その税金ドロボーどもが納税者に対して「ブタ」「犯罪者」と図々しくも言うのです。

「控えい、ひかえい!」と水戸黄門の助さん・郭さんは言うでしょう。

政府は、

「支援者は中国の回し者」とかいうトンデモないデマのばら撒きも含め、

ありとあらゆる手段を使って辺野古新基地建設反対行動を潰そうとしています。

ついに、翁長沖縄県知事を被告席に座らせる手段にまで出た日本政府に対して、

もし、沖縄県民が

「こんな失礼な国から離脱します」

と宣言したら、日本政府はどうするつもりなんでしょう。

まだ沖縄が日本の一地方自治体でいてくれている今、

沖縄県民の民意を少しは尊重しないと、

後で取り返しがつかないことになるのでは?

ま、そうなったら私は沖縄国に移住しますよ。

下は情報源のアエラの記事です。

―――――――――――――――――――――――

「ブタ1名確保」「お前は犯罪者」辺野古でエスカレートする機動隊らの言動〈AERA〉 128()1141分配信

                      

工事車両が基地内に入るのを防ごうと出入り口で座り込み機動隊員に強制排除される女性。悲しげな瞳でカメラを見つめた/11月28日朝、沖縄県名護市辺野古(写真:沖縄タイムス提供)

 ついに争いの舞台が法廷に移った沖縄・辺野古への新基地建設問題。一方、現場に目を戻すと、民主国家とは思えない醜態が起きていた。

 この日も午前6時から、米軍新基地建設に抗議する座り込みが始まった。11月28日、沖縄県名護市辺野古。約60人が工事車両の出入り口で腕を組み、横たわった。

 いつもと同じように、機動隊員約100人がごぼう抜きにかかる。そのとき、男性(63)の左の肋骨(ろっこつ)に激痛が走った。隊員の手で押さえ付けられていた。

 ボキッ。そう、音が聞こえた気がした。

「やめて、と言ったけどやめない。息もできない痛さだった」

 男性は救急搬送され、骨折と診断された。

 昨年7月の座り込み開始から500日以上。連日のように機動隊による強制排除が続く。こんな場所が、日本のどこにあるだろうか。

 今年11月からは、沖縄県警だけでなく警視庁の応援部隊も投入されている。安倍政権が総がかりで沖縄の民意にのしかかり、男性の骨は「ボキッ」と鳴った。

 陸上だけではない。埋め立て工事の現場となる海では、全国から動員された海上保安官が待ち受ける。現場周辺は、あらかじめ罰則付きの立ち入り禁止海域に指定された。市民のカヌーや漁船がその海域に入った途端、高性能ゴムボートの海上保安官が襲いかかる。海は陸に比べて目が届きにくい。

 11月2日、カヌーを降り、海面に浮かんでいた女性(42)は突然、海上保安官に両肩をつかまれ、水中に3回沈められた。身に着けた小型ビデオカメラは、伸びてくる海上保安官の手を写し、その後、水没する。「やめて! 助けて!」。女性の叫び声に、海上保安官が耳を貸す様子はない。
 
 11月18日には、海上保安官4人がかりで押さえ込まれた船長の男性(62)が一時、意識不明になった。男性は「殺されるかと思った」と振り返った。

 記者に聞こえないところでは、暴言を吐く警官や海上保安官もいるという。

「お前は犯罪者だ」「それでも日本人か」

 拘束され、「ブタ1名確保」と言われたとの訴えさえあった。

 県警や海保は一貫して否定するが、言動はエスカレート傾向にある。「このままでは死者が出る」という市民側の懸念は、決して大げさではない。

 沖縄は考えられる全ての民主的な手続きを使って、普天間飛行場返還と引き換えの新基地を拒否してきた。古くは1997年、名護市民投票で。最近は昨年の知事選で、公約に反して新基地建設を認めた仲井真弘多(ひろかず)氏に代わり、反対を掲げる翁長雄志(おながたけし)氏を選び直した。

 翁長氏は、仲井真氏が国に与えた埋め立て承認を取り消した。安倍政権の答えは、取り消しの撤回を求めて県を訴えることだった。裁判が始まった12月2日、被告席から証言台に立った翁長氏は「日本には、本当に地方自治や民主主義は存在するのでしょうか」と訴えた。

※AERA 2015年12月14日号より抜粋

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151208-00000006-sasahi-soci

――――――――――――――――――――

 

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「夜中、激しい怒声がキャンパスに響き・・・」No.1531

2015-12-09 22:12:10 | 中国事情


一昨日の晩、夜中の12時半過ぎのことです。

いつ果てるとも知れない「日本国家概況」の試験問題作りで

クラ~となりかけていたところ、

突然、外からかなり緊迫した怒鳴り声が聞こえ始めました。

(酔っぱらって喧嘩でもしているのかな、珍しいこと)と、思っているうちに、

ガヤガヤと大勢の人々の声も聞こえてきて、

(夜中に何かイベントでもしているのだろうか)などと想像しても結局分からぬまま、

しばらくしてその騒ぎは終わり、私も寝たのです。

それがなんだったか、翌日、分かりました。

(4年生の滕坤さんの情報で、これは信頼できます)。

怒声は男性寮の外で男子学生2人が、

路上販売のラーメンの最後の一つを奪い合って、喧嘩していたものだったんですって。

しかも、作って売っているものじゃなく、

1こ1元の乾燥したあのインスタントラーメンの奪い合いです。

では、大勢ガヤガヤ騒いでいたのは?

もちろん野次馬、または応援団です。

魔法瓶のお湯をぶちまけたりして、

外野もかなりハイになっていたんだそうです。

ああ、脱力するこの平和ボケの大学・・・・・・。

 

 昨日は一年生の聴解授業で豆テストをしました。

私が読み上げる単語を耳で聞いて書くのです。

ついこの間まで、「あいうえお」も書けなかった子たちが、文字を書き、

数週間前、「はとめ」と「はどめ」が全然聞き分けられなかったのが、

今は徐々に違いを認識するようになってきています(個人差はありますが)。

神経を集中して、私の音声を文字にする子たちを見ていると、

胸にジーンとくるものがあります。

下の子は40問中、たった1つ間違えただけでした。消し胡麻・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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「さようなら、おばあ。」No.1530

2015-12-08 22:43:28 | がんばろう沖縄

               平良とみ(たいら とみ)

 

平良(たいら)とみさん。

「ちゅらさん」は見たことがありません。

でも、たった一作観ただけの「ナビイの恋」は泣けました。

「おばあ」という呼び方は、「さん」も「ちゃん」も、ましてや「さま」もついていないけれど、

沖縄の言葉で、深い深い親しみと尊敬が詰め込まれた言葉なんだと

あの映画で初めて知りました。

「ばばあ」と「おばあ」、一文字しか違わないのに対極に位置する言葉だなあ、

と感じ入ったものです。

登川誠仁さんの飄々とした歌声が多くのシーンに流れる中、

ブラジルから60年ぶりに帰ってきた恋人とナビイが船出していくあの場面は、

近松門左衛門の浄瑠璃の道行きにも似て、

私にはミュージカル・コメディとは到底思えませんでした。

 

ずっと、沖縄で俳優人生を歩んでこられた平良さんは、

「ちゅらさん」に出演を乞われて、はじめ乗り気ではなかったけれど

「自分が出演することが、沖縄のためになるのなら」

と決意してお引き受けなさったそうです。

平良さんも愛する沖縄を背負って立つ一人の女性でした。

辺野古、東村の座り込みをしている方々と、平良とみさんは

全くおんなじだ、と思います。

大切な沖縄のおばあが、一人亡くなりました。

 

「ナビィの恋」

 

 

 

 

 

 

 

 

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「元気出してとばかりに」No.1529

2015-12-08 00:06:33 | ま、とにかく

昨日、少しぐじぐじしたことを書きましたが、

まるでそれを読んだかのように、

今日、温かい、そして暖かい贈り物をいただきました。

広州外語外貿大学の大学院(もちろん日本語専門)に進学した施芳芳さんから

冬用のブーツが送られてきたんでした。

しかも私に送ったら宅配業者とのコミュニケーションができないだろうと、

ここの大学の4年生に送るという気配りです。

こうなると落ち込んではいられませんね

あったか~い

実は靴下を3足履いていたのですが、さすがにこのブーツを履く時は1足にしました。

これからますます寒くなる山東省菏澤市ですが、

このブーツさえあれば、安心だ~い。

 

元気が回復したところで(単純なヒト(^_^;))、

昨日のSEALDs主催の銀座デモの写真も貼り付けよっかな。

4500人も集まったとのこと。

「民主主義は止まらない。

それを望む人たちがいる限り。」

↑いいね!(フェイスブックでいいね癖がついてしまった

 

こちらはママの会ですね。

「誰の子どもも殺させない」

↑このキャッチコピーもまとを得ていると思います。

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「フラフラとまた立ち上がる」No.1528

2015-12-06 09:00:10 | ま、とにかく

今日はネルソン=マンデラ元大統領の命日だとか。

 「生きるうえで最も偉大な栄光は、

決して転ばないことにあるのではない。

転ぶたびに起き上がり続けることにある」

ーネルソン・マンデラ

うーむ、その通りだわ、と頷いて

マンデラさんの言葉を自分の人生の歩みと照らし合わせてみると、

(しまった、そういう偉大な人物の言葉と自分を照らし合わせてどーする)

と、まもなく気がつきます。

あのマンデラさんがモデルだという『遠い夜明け』、

遥か昔に観たのに、今でも見た後の重い緊張感が思い出されます。

(あの映画の後、ホントに一週間くらい警察が怖かったです。

パトカー見たら、サッと隠れたりして)。

――――――――

この間、気分が落ち込みがちでした。

やはり、大阪W選挙の投票結果が糸を引く、じゃない、

後を引いているのでしょう。

「橋下さんは正しい。ただ、言い方が悪いだけ」

と言う声を5月の住民投票の時、身近な人から聞きました。

(なぜ、この人は橋下が正しいと断言できるのだろう。

どれほど正確な情報を得たのだろう)と疑問でした。

その疑問は失礼だと思われるかも知れません。

しかし、その人の日頃の情報はもっぱらテレビとのことでした。

テレビが主な情報源だということは、今の状況では

真実から遠ざけられるということではないでしょうか。

いい(正しい)情報を得ない場合、事情が分からない。

間違った情報を得た場合、事情が分からないだけでなく、

間違った情報を鵜呑みにすると、あきらかに騙される状況になります。

しかし、騙されている人は、騙されているという自覚がありません。

(だから騙されているのですから・・・・・・)。

そういうわけで、「橋下さんは正しい」発言になってしまいます。

 

私が論争好きならどんなによかっただろうとよく思いますが、

残念ながら私は”橋下正しい発言”を聞いただけで、ゲッソリする人間です。

ほら、警察に逮捕されて自白を強要され、

本当は違うのに「私がやりました」と言ってしまう人が多いでしょう。

私はその人の気持ちがよく分かります。

自分がギリギリ大切にしようと思っていること(もの、例えば命)だけを守るために、

もう、ここは投げてしまおうか、と思ってしまう気持ちです。

もちろん、投げてしまいたいわけではありません。

警察がガンガン吠えたり、長時間ネチネチやられたら気力が萎えてしまうのです。

 

私は子どもの頃から、

数の多さといつも対決しなければなりませんでした。

多数派というのは警察のネチネチ攻撃と同じなのです。

不正義であっても、正義のように振る舞うその厚顔無恥が私は大嫌いです。

 

それでも、やはり、論争でもなんでも、がんばらないと、

ギリギリの一番大切なものまで拠出させられないように。

と、沈んだ心を奮い立たせている今日この頃です。

学期末試験の問題作りがまだ半分しかできていないので、

さらに沈鬱な気持ちになるのでしょう。

早く、この重い不快感から脱したいと願っています。


シーサー、おらに力をわけてくれ!(ちょっと悟空の真似してみました)

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「沖縄ジュゴンの海の写真展:大阪で」No.1527

2015-12-05 19:47:30 | がんばろう沖縄

自分のブログに他人様の記事をベタベタ貼り付けるのは

恐縮なんですけど、ノートに記録するのと同じ意味で

保存しておきたいと思う重要記事が毎日いくつもあるんです。

また、お気に入りイベントを主催者にことわりもなく

勝手に転載して お勧めすることも、私の得意技です。(^^ゞ

今日は勝手に『ジュゴンの海の写真展』

のチラシを掲載させていただきます。

本当は私が行きたいんです~

今年の春、大浦湾瀬嵩の安宿スタッフとして滞在した私は、

犬の散歩で波打ちぎわに行き、毎回ヤドカリやらに出会うのを楽しみにしていました。

地元の保育園の子どもたちと先生が作った看板『きれいなうみで あそびたい』

今でも目に浮かびます。

大阪近辺の方、豊中市と吹田市で相次いで開催されるようですよ。

ぶらりと立ち寄ってごらんになってはいかがでしょう。

この写真展を見たら、あなたもきっと辺野古をおとずれたくなるはずです

 

 
 
 
 
 
 
 本当に海の生き物の宝庫:大浦湾ですが、今は下のようなボーリング調査船が
海の底を引っ掻き回して、サンゴを潰し、生態系を破壊して、
「問題ないです」とうそぶいています。

  

ASAHI.COM
 
 
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「日本語学科2年生の平和アピール」No.1526

2015-12-04 21:38:44 | 反戦平和

 今日午後3時前、日本語学科教師室に向かう途中で、

私の前をお祖父さんと孫が散歩していました。

孫の幸せそうな歩き方……

 

************************

先週、2年生はアニメ『裸足のゲン』を鑑賞しました。

その前の週には、日本国憲法の勉強をした際、

それを改正しようとするアベ政権を批判するSEALDs-Kansaiの

スピーチを紹介しました。

その後、戦争と平和について思うことを作文に書いてもらいました。

日本語にあまり慣れていない様子のこのクラスの学生たちには、

作文で気持ちを書くことも容易ではないとは思いましたが、

躊躇してはいられません(笑)。

中にはネットの翻訳機能を使ったようなのもありましたが、

ほとんどの子は悪戦苦闘しながら、頑張って自分で書いたことが分かります。

文法ミスなどを添削したものを取りあえず三作品ご紹介します。

 

―――「平和について」(O.L)

普通の私たちにとって、何より安定した生活が一番大切なものです。

平和の時代、大人は自分の家族を養うために、毎日一生懸命に仕事をします。

子どもたちは呑気に遊ぶことができます。

人々は無事に生活して、とても幸せです。

でも、戦争が始まるとたくさんの人がきっと死んでしまう。

たくさんの人は十分な食べ物を食べることができません。

それに自分の命を心配しなければなりません。

その時、きっと誰も幸せのような感じがしません。

私たちは戦争が大嫌いだ!

世界平和の中で共存したい!

永遠の平和を祈ります!

 

―――「戦後の感じ」(T.S)

私は菏澤学院の日本語専門の二年生です。

日本語を勉強してから、だんだん日本を理解します。

日本語を勉強する前、私は非常に日本が嫌いでした。

原因は数十年前に起きた戦争です。

中国は日本の侵入によって大きな傷を負いました。

日本のことは、いつも中国の傷に関連していて、忘れることはできません。

それから、戦争は怖いです。

私も嫌いです。

昔、中国と日本は友人だったそうです。

中国と日本はいろいろな面で似通っています。

現代はグローバルな経済統合の時代で、中日両国の友好も

無いわけではありません。

しかし、中国侵略戦争のことだと、両国関係が固くなります。

とても残念です。

私の希望の世界の中には、戦争はありません。

 

―――「平和をアピールする」(O.G)

戦争と言えば誰もが嫌な顔をします。

確かに、戦争は人間に災難や苦痛など、一連の悪い影響をもたらします。

私は、生まれて以来、戦争を体験したことがありません。

しかし、テレビや新聞からたくさん情報を得ました。

そして、私の子どもの時に、祖母はいつも戦争の話を聞かせてくれました。

私はその時から戦争が嫌いです。

さらに言えば、戦争なので、学生は学校に行くことができません。

そして、社会は安定しなくなります。

国家の財産は大量に消費します。

それはとても大変です。

私は、学生として平和をアピールします。

政府はもっと和平を重視するべきです。

積極的に社会の利益を図ることはとても重要だと思います。

―――――――――――――――――――――

 

 

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「北京に続き空気良好!…今日だけだと思う」No.1525

2015-12-03 22:36:02 | 中国事情

北京の周文毓さんから、

「北京も深刻な大気汚染で苦しんでいましたが、なんと内モンゴルからの強風で

北京のスモッグが急に吹き飛ばされました!」

と、明るいニュースが届きました。

一時のことでも、その中に暮らすものにとって

青空が見えるのはどれほど嬉しいことか・・・。

その青空が北京に続いてこの菏澤でも今日、見えたんですよ~。

↓大学の第一食堂で昼ご飯の焼きそばを買い、家に持って帰る途中の風景です。

グラウンドを見ると、寮生がずらりと布団を干しています。

 

こちらはキャンパスのメインロードですが、やはり所かまわず、いろんなものが

干されていますね。こういうところ、私は大好きです。

 

雪もどんどん溶けています。

 

しかし、教室はまだ暖房がつきません。この三年生の教室が最も寒く、

一番後ろの窓側の子が、あまりの寒さと眠気のため、立ち上がったまま授業を受けていたことも

あります。座ると眠くなり、眠ると凍死する、ということです(笑)。

このクラスの学生は市長に「はやく暖房をつけてくれ」と電話したそうです。

答えは「為すすべもない」とのこと。

菏澤市の暖房は南から次第に北の方についてきているらしいのですが、

菏澤学院は市の最も北に位置しているのです

 

こちらは二年生の教室。条件は同じですが、人数が21人と、3年生より7人多いので

自分たちで熱を発散して部屋を暖めています(^_^;)。

このクラスの待受画面はずっとオダギリジョーさんです。

 

今日の菏澤の天気

大気汚染80(良好;午前11時)⇒148(軽度汚染;午後9時)

気温―3℃~4℃

(空気の汚れを感じるとき、

いつも同時に日本の放射能汚染のことも考えてしまいます)

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「♡祝!東京新聞・報道写真グランプリ♡」No.1524

2015-12-02 22:25:40 | 日本事情

今年8月30日は日本の歴史的な日でした。

この写真は日本人の平和への意思を全世界に伝えた

貴重なものだったと思います。


写真の力はスゴイですね。

私は先週、2年生の「日本国家概況」の授業で戦後日本の何枚かの写真を提示しました。

アニメ以外にはあまり反応しない子が多いクラスですが(笑)、

1969年、東大安田講堂前で

東大全共闘の学生たちが竹やりやヘルメットに身を固め、結集している写真を見て、

「先生、それは何の写真ですか」と聞くので、

「北京大生の天安門事件の、東大バージョンみたいなものです」

と超ザックリ言うと、教室にどよめきが湧きました。

ところで、(日本人教師が政治に触れていいのか)とお思いでしょう。

私も内心驚いているのですが、

「日本国家概況」という科目は日本の政治・経済・地理・文化・歴史の全てを

網羅して教えなければならないのです。

こんなのを日本人にまかせていいのかしら?

まあ、まかされたからには仕方ありません。

私は日本国憲法第九条やら、国民主権・平和主義・基本的人権とか、

シールズの学生たちの写真やスピーチも紹介しています。

だって、教えろって言われてんねんから。


この東京新聞の写真は、菏澤学院の学生のみならず、

中国でこのブログを読んでくださっている全ての方がたに

「日本人は戦争をしたくないんだ」とというメッセージを届けてくれる

強い力を持っています。

真実の報道は庶民の力になる!!!

コメント (2)
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