清水エスパルスは京都サンガを、前半の2点ビハインドから後半怒涛の4点奪取で粉砕!首位キープとともにアウェイ400得点、クラブ通算900得点を達成、前節のリーグ通算300勝に続く快挙をなしとげた。ちなみに、次節には岡崎のリーグ100試合出場とホーム通算500得点がかかっている。
これで2位川崎との勝ち点差が4。次節負けても首位はもう決まっているからちょいと気楽ではある。
こちらは静岡県外と、駅売りのスポーツ新聞の入手困難なエスパルスファンにお送りする5/6のニッカンスポーツ静岡版(裏壱面)です。
そして、こちらは全国版の一面。ホントに岡田さん小野はどうよ!?
さて、ここでちょっと取らぬタヌキのなんとやらの計算をしてみたい。
毎年書いていることだが、J1リーグで優勝争いをするためにはざっと5試合ごとに勝ち点10をとっていかないといけない。
J1リーグは18チームなので敵は17チーム。ホームとアウェイの試合がそれぞれあるのでリーグ戦の試合数は17×2=34試合ある。これを5試合ごとに区切ると5×6区切り+4試合となる。最後は気力でやってもらうとして(去年はそこでコケたのだが)この5×6区切りを終えるまでに1区切りごとに勝ち点10が取れていけば勝ち点合計が4試合を残して60。2009年鹿島の優勝勝ち点が66、同じく鹿島の2008年の優勝勝ち点が63である。
となると、5試合ごとを“3勝1分1敗”でいけば勝ち点10なので、30試合経過時点で6敗まではできるということ。このまま無敗ということはないから現実的にはここらへんが実現可能な目標になる。毎年混戦になるJ1リーグでは優勝チームでも欧州リーグのように3敗や4敗ではおさまらない。2008鹿島は8敗、2009年も7敗している。
ならば、今年10試合終了時点でまだ無敗、7勝3分けのエスパルスの勝ち点が24。上記目標からすれば勝ち点分で1勝1分けぶん、上回っている。となると、次の10試合は6勝4敗でもまだ優勝争いには加われてるはずだし、4敗しても、多少他のチームが突っ走っても、慌てなくていいということである。今はこっちが突っ走っているんだし。もちろん、できるだけ勝つこと、少なくとも負けないことは大事だけど、ずっとチームの調子がいいということはないし、W杯中断もあり他チームも補強なり戦術分析なり対策なりはやってくるので成績も落ちることは考えておかないといけない。
それでも、20試合終了時点で勝ち点40にしておけばいいのだから、次の10試合を最低で勝ち点16取ればいいのだから4勝4分け2敗でもいい。多少勝ちきれなくても負けが混まなきゃいいのである。
そう思えば気楽になれるから戦いやすくなる。他チームは清水を追いかけなきゃいけないんだから。