3/11も晴れたけど雲多い空でした。
清水港のいつもの場所、日の出埠頭の先っぽに着いたころはこんな感じで山頂が見えていたのですが・・・
こんな感じで・・・
・・・富士山のこちら側に雲が浮かんでいて山頂を隠してしまうことがほとんどになってしまいました。
この、自分と富士山の間にぽっかり浮かんだ雲は、強風で流されるかと思いきや、その強風が富士山にあたることによって出来ているようで、笠雲の原理のように、実際は次々に流れているのだけれど、先っぽでは次々に雲が発生しているので、まるで同じところにずっととどまっているように見えていました。つまり、ずっと撮影の邪魔をしているわけで、こういう現象はこちら側では少ないのですが、まあとにかく邪魔なわけでありました(^^;)
結局全然この雲が取れないので諦めて帰ることにしました。
駐車場へ戻る時に駐車券の無料処理のためにドリプラへ寄ったら、向かいの岸壁に・・・
こんななんだかすごいクルーザーが停泊してました。清水港ではなかなか見ないクルーザーですねぇ(^_^)/
・・・と、思って帰ろうとしたところでまた山頂が見えてきました。撮る場所はちょっと違うけどまた隠れちゃう前にと慌てて撮りました(^^;)
ということで、この日の富士山はこれで終わりです。実はこの日は他に大事な(←ちょっと大げさかw)撮影をこの富士山の前にしてきました。
時系列は逆になりますが順光になる午前中のなるべく早いうちに撮ってきたのは・・・
・・・静鉄電車でした。横からの写真を撮るのには巴川岸にある"お立ち台”からの撮影になります。これは1000形の1012編成。「午後の紅茶」のラッピングですが撮ったのは午前です(・∀・)
・・・と、思ったら向こうのJRの方に列車が来ました。3両だとちょうど鉄橋にピッタリ収まるんですよね(^^)
次に来たのは新型A3000のうちのA3506編成。静鉄100周年記念ラッピングを施されています(^_^)/
その次が1000形の1011編成。こちらは「ちびまる子ちゃん」のラッピングです(^^)/
JRの方にはEF64牽引の貨物列車がやってきました。まさか64が東海道を走ることになるとは思ってなかったなあ~
そしてその次がこの日の、お目当て新型A3000の中でも最新編成のA3008、フレッシュグリーンでした('◇')ゞ この色はわさびをイメージされた色なんだそうです('ω')ノ もう一つの最新編成A3007はこの日はお休みで走っていませんでした。
JRには313系3両編成が。鉄橋にバッチリ収まりました(笑
空全体にポコポコと雲が残っていたのですが、特に山の方、富士山や南アルプスの方には北西の風によってどんどん雲が運ばれてきたり、また富士山にぶつかった風によって富士山の風下にもくもくと雲が出来ている状況でした。
この日は風が強かったとはいえ、清水港内は白波はあまり立っていなかったですが、それでも帽子は飛ばされそうなくらい強い風でした。
富士山はさらに暴風のようで、風下側は雪煙がもうもうと舞っている状態でした。この時、左からタグボートがやってきていて急いで撮りました。急いだのは・・・
・・・こうなってしまうからでした(笑) そのタグボートが引っ張っていたのが・・・
・・・この貨物船でした(^_^) この貨物船はJオイルミルズに原料を届けにきて、それをおろし終えて出航するところでした。おそらく、ここの工場ではマーガリンの「ラーマ」を造っているので原料のコーン飼料を運んできたと思います(^_^)/
それにしても貨物船は意外に大きかったです。
まるでタンカーみたい(^^;)
この日は強風で海が荒れたため、駿河湾フェリーはお休みでした。
2/17は晴れていいお天気。自分はちょうどお休みで、朝起きてもベッドでゴロゴロしていたわけですが、ふと思いついて調べたらドクターイエローが走る日だと気がつきました。
それでも眠かったので、11時にもう一度起きて富士山に雲がかかっていなければ出動しようと思い二度寝に(笑)
そして11時に起きた時に富士山に雲がかかっていなかったので準備して出発と相成りました(^^)/
まずはこの写真からご覧ください。
さて、今回撮影の場所は富士川の川っ淵とはいえ富士市ではなく「静岡市清水区」であります。その説明はこの下でするとして先に書いておきたいのは、“普通に水平を取って撮影すると鉄橋はこのようにやや右側が下がる”ということです。
では撮影場所の説明をしましょう。今回撮影した場所はこちら…↓
…と、これではよくわからないでしょう。引いた地図で示すとこちら…
…になります。逆にさらに細かい位置としてはこちら…
…になります。地図の二点鎖線が静岡市と富士市の境界なので撮影した場所は「静岡市清水区蒲原」ということになります(・∀・)
ちなみにこの場所、今回は冬ということもあったのとたまたま草刈りがされた後だったので水際まで行って撮影することができましたが、おそらく春から夏にかけては草ぼうぼうになって撮影は出来ないと思います。一点だけピンポイントで撮影できそうな場所はありますが、そこは自分のとっておきの場所にしておこうかな(笑)。でもその場所は今回の撮影地点からややズレてます。
で、2番目の地図を見ていただくとわかりますが、富士山頂を真ん中で捕えるとすると北北東になるのでそちらへカメラを向けると・・・新幹線の鉄橋は自分から見て真横ではなくかなり斜めの方向に通っていることがわかるのと、自分に対して左側より右側がかなり遠くなることがわかると思います。そうなると普通にカメラを構えて水平を取って撮影すると高さの関係もあって鉄橋の右側が下がって写ります。あと、レンズの収差の関係で鉄橋が反り気味になります(自分が使ってるレンズの場合)。
だからそのまま新幹線を撮影すると…
…鉄橋が坂のように見えてしまいます。(あと、この季節のこの時間、上り線を行く列車に鉄骨の影がちょうど窓のところにかかって100系新幹線みたいに見えます(笑))
こちらは下り線を行くN700Aですが、こんな風に試し撮りをしながらお目当ての列車を待ちますが、ここでシャッタースピードにも迷いが生じます(*_*;
…というのは、やはり斜めとはいえほぼ真横方向に走る新幹線はおよそ250km/hくらいで走っているわけで、シャッターを切っている間にも少し動くわけです。なのでシャッタースピードはかなり上げないと列車がブレてしまうのだけれど、シャッタースピードを上げると画像が暗くなってしまい、それをまた防ぐために感度を上げると画像が粗くなってしまうことになります。まあそれでも一番のメインは今回あくまでも「列車」なのでシャッタースピードは上げることにしました。今回は1/2500秒です。もっと明るいレンズやいいカメラなら粗くならずに済んだかもしれませんがそこらへんは大目に見てください(*´ω`*)
てわなけでシャッタースピードはだいたいこんな感じで行こうかなとなったのがこちら。N700Aですね(^^♪
そして、そうでした、まだ傾きの問題がありまして、自分の安物の三脚では傾きの調整が面倒なのと、今回撮影した場所は足場が意外と悪く三脚を立ててもかなり揺れてしまうということで手持ちで撮影したのですが、その傾きを直して撮影しようとすると意識しすぎて逆に傾いてしまうということになってしまいました( ;∀;)
で、そのクセが直らないままでいよいよお目当ての列車がやってくる時間になってしまいました( ゚Д゚)
はい、それではどうぞ、“見ると幸せになる”と言われている新幹線のお医者さんドクターイエローです('ω')ノ
連写で撮影していますので何コマか載せておきます。
あ、一番良いのは最後に載せますね(・∀・)
いつもの撮影ですが、鉄橋の近くで撮影なら列車を手前に引きつけ、もっと離れた場所からの撮影なら列車は右寄りにします。これは引いた絵の場合、富士山との位置関係と列車が“川の上”に来ていないと(水が流れている場所の上でないと他のものが列車を遮ってしまう場合がある)バランスが悪くなるからです。
ただし、今回のテーマとしては編成が短いドクターイエローなら真ん中に列車を置いて富士山も真ん中に据えて「シンメトリー」な感じで撮りたいと思っていたのであえて真ん中にすることにしました。
へっへっへ、これはその“真ん中”を通り過ぎたものですよ~(・∀・)
あっという間にドクターイエローは通り過ぎていきます。
シャッタースピードを上げたのは正解だったと思います。あ、ドクターイエローは黄色いので普通の白い新幹線も飛びやすいのですが、さらにやや滲んで写りがちです。これはシャッタースピードを上げると暗く写りがちになることに対して有利に働きます(^^)/
さあ、それではいよいよメインの写真を載せましょう…と言いたいところですが…
…ここまでお読みいただいた方にはおわかりでしょうけどこの写真も逆傾きになってしまっています。なのでそこはちょっと修正しまして出来上がったのがこちらです(^^)↓
この場合、やはり鉄橋と列車は水平の方が絵としてすわりがいいですよね。富士山は大きいので多少傾いてほとんど変わらないのも助かります(^^)/
ドクターイエロー撮影の後はいつものグラウンドでいつもの構図の富士山を撮影しました(*'ω'*)
おなじみの“富士山全景”。いつも午後ならグラウンドゴルフはやってないのですが、この日はプレー中でした。お年寄り元気だなあ…
こちらは“富士山定番構図”。ホントは“全景”じゃないけど、一般的に全景を撮ってもらうとこんな感じになりますよね(*_*;
こちらは“駿州江尻富士構図”。「東海道五十三次」の「駿州江尻」の中のシルエット富士山がこんな感じの形です。
そしてこちらが“凱風快晴構図”。「富嶽三十六景」の中でも超有名な「凱風快晴」は研究によれば葛飾北斎の凱風快晴は北斎が田子の浦(今の吉原駅あたりの港)から江尻(今の清水駅あたり、ただし当時の港は巴川に入ったところだったようです)への渡し船に乗って見た角度の構図と言われていて、それはこの写真の方向であると考えられることから“凱風快晴構図”と私が勝手に名付けました(笑)
最後は富士山頂周りの写真をどうぞ(^^)/ 今回のドクターイエロー写真は、自分でも久々の名作と自画自賛できるものでした。あの位置で撮ると富士山を大きく撮れるのでドクターイエロー写真というだけでなく風景写真としても良いのではと思うのと、あの位置から撮った人は他にいないので、まったく自分のオリジナルとして出せるのもうれしいです。他人と同じ写真を撮っても機材とかから質では敵わなくなってしまいますからなんとかオリジナリティを出さないとね(・∀・)
2/9は快晴!そして「急行ゆるキャン△梨っ子号」運行最終日でした。この日まで晴れの日が続いていましたが、この冬の暖冬傾向から少し変わって冬らしい季節風が北西から吹き、スッキリ澄んだ青空になりました(^^)/
今年の冬は暖かだったせいか芝の芽吹きも早いなあと思ってよく見たら緑なのは雑草でした(笑)
やはり雪をかぶった富士山がスッキリ青空の下で見えていると気分がいいですねえ~(^_^)/
“駿州江尻富士構図”も・・・
・・・“駿州江尻富士構図”もこれだけお天気がいいとやはり絵になりますね(*^O^*)
富士山はよく見ると表面の雪が飛ばされて氷になっているような部分がけっこうありました。
さて、この日富士川まで来たのは最初に書いたように「急行ゆるキャン△梨っ子号」運行の最終日でした。2/2は曇って富士山が隠れてしまったために車両だけ軽金踏切で撮ったわけですが、この日これだけお天気がいいと、やっぱり撮ってみたくなってやってきました。
ただし、やはり2/2も軽金踏切からの撮影は人多過ぎだったので、この日も人が多いだろうなと思って到着してみると案の定カメラマンが多く、前週にそこにいた「アニオタの撮り鉄の"集団”」がキモかったのと、"他人と同じ写真を撮っても仕方ない"と思い自分は場所を変えることにしました。
時間もないので近くで考え、思いついてやってきたのが富士川橋梁のところでした。他の人は誰もいませんでした。
まあ、この列車に関してはとにかくヘッドマークがわからないと意味がないのでなるべくアップで撮りたいのですが、富士山との構図の絡みもあるのでヘッドマークのことはさておき、風景としてバランスが良くなるといいなあと思ってまずは普通列車で試し撮りしてみました。
2列車目の試し撮りでこんな感じ。このタイミングでトラス橋梁の間に“顔"を出したところで撮りたいなとタイミングを計りましたが・・・
・・・よく見ると橋梁の塗装工事が始まるのか足場とネットがかかっていてちょっと“顔”にかかってしまってました。まあもう仕方ないか・・・
そしていよいよ本番!タイミング合わせてシャッターを!・・・と思ったのですが、なんとこの「急行」の方が「普通」よりもゆっくり走っていて、“この鉄骨にかかった瞬間にシャッター押す”と決めていたけどどうしよう!?・・・と迷っていたけど結局そのままのタイミングで撮ったら・・・見事に"顔”が切れました(/_;)
まあ富士山キレイだったからいいかと自分を慰めてゆっくりと片付けて帰る途中で気がついたのは…
…そういえば前週ツイッターで見たのが、「ゆるキャン△梨っ子号は由比駅で特急ふじかわを先に行かせるために長時間停車をする」というのを思い出しました。時刻表を見ても「なんで急行なのに富士駅から静岡駅まで47分もかかるのだろう?」と思っていたのです。通常なら22分くらいで走るはずなので。
そこでR1バイパスでクルマをちょいとだけ飛ばして走り、由比駅の横でまだ停車しているのを見届けながら清水の家に着き、家からすぐの線路のところで列車を待ちました。着いたところで普通列車が来てちょっと慌てましたが(踏切鳴りだして“もしゆるキャン△梨っ子号だったらカメラを取り出すのが間に合わない!と思ったから)その列車はゆるキャン△梨っ子号より前の列車とわかり一安心したところまた次の列車がやってきました('ω')ノ
来た!373系だからゆるキャン△梨っ子号だ!…と思って撮ってみたらそれは由比駅でゆるキャン△梨っ子号を追い越した特急ふじかわでした(*´ω`*) 結果としてそれほど急がなくてもゆるキャン△梨っ子号に間に合ったんだと、ちょっと飛ばしたことを反省(*_*;
そしてその次にやってきたのが…
…やってきたのがお目当ての「急行ゆるキャン△梨っ子号」でした。まさかこんな短距離で同じ列車に追いついて2度撮影できるとは(*´ω`*)
ま、なんとか撮れたのでよかったです(^^♪
2/2は曇り空、それもかなり雲が多い空でした。富士川駅のそばの軽金踏切(転勤する前の職場の横(笑))で撮影しようと思って家を出ましたが、先に富士山を撮っておこうと河川敷グラウンドに行ったものの富士山はほとんど見えずやっとこれだけを撮影・・・↓
この直後に山頂は隠れ、その後富士山が全然見えないくらいに雲が増えてしまいました(>_<) まあチラッとでも剣が峰が見えただけでもよかったとしましょう。
富士山が見えなかったので新幹線を少し撮影。
N700A_G47編成。流し撮りで撮ったのは初めてでした(^_^)/
G47編成最後尾。写真の傾き直すのが面倒だった(^^;)
ピントがちゃんと合ってないですけどこちらも初撮影のN700A_F22編成。F編成はJR西日本保有の編成ですが、転勤前にF15まで撮ってありましたが転勤で新造編成を撮ることが途絶えF22になってしまいました。一度数時間のんびりと撮って、F16~F21編成も撮影したいですね(^_^)
F22編成最後尾。こちらもピントがダメ、特に「A」マークのあたりは完全にボケちゃってますね(>_<)
そしてまた少し移動してお目当ての「急行ゆるキャン△梨っ子号」を撮りましたが、一応軽金踏切は撮影地の1つとして有名なのは知ってたけれど、あんなにたくさんの人が来るとは思ってもなくて、アニメファンの鉄ヲタってキモいなあと思いました(笑) 集団になるとノリが変なんだよねえ。これは翌週のゆるキャン△号にも続いたわけですが。
ただ、ほとんどアニメを見ない自分もゆるキャン△はなんだかのんびりしてていいなあと思っているんだけど、いざ限定列車が走るとなった時のあのヲタのノリを見るとなんだか引いちゃうんですよ。
で、富士山も見えなかったので列車だけパチリ。自分も気分が引き気味だったので写真もなんだかボンヤリになってしまいました(>_<)