２４日夜から２５日朝方まで弱い雨だった。２５日の朝は晴れ間が出たものの、静岡県内は「局地的な前線ができた」とやらでほぼ１日中曇りだった。２５日～２６日にかけての勤務が明けて富士川河川敷へ出たらその雨が山頂では雪になり積雪量が増えていた。富士山の雪が徐々に増えてだんだんと「富士山らしい」景色になっていく季節である。
それとこの写真、とくに愛鷹山あたりを見てもらえばわかるけども地表に近いところの空が濁っていて、その上の空気が澄んでいる。これは排気ガスなどで汚れた地表近くの空気が通常では暖かいから上に昇るはずなのだが、上空に澄んだ寒気が多く重いので濁った空気が上から押さえられて昇れないのである。
これはこれからの寒い季節によく見られる現象だが、海があって街があって日本で一番高い場所まで一気にひらけて見渡せる富士市ではその現象を見やすいのである。
ところで、２４日は勤務明けに一旦ウチへ帰って午前中寝たあと、ちょっと買い物をしたかったので午後は再び富士市へと戻った。信号待ちのときにクルマの中から撮ったのだが・・、
清水より富士山が近い富士市では街の片隅の隙間から見える富士山もさすがに大きい。ちょっとした場所からもドーンと富士山が見える暮らしってやっぱりいいよね。
