Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

旨かった!!!

2011-09-20 22:37:35 | ビールの記憶

 さて、久しぶりに驚異の変態回転寿司、小田原の「あじわい回転寿司 禅 」へ行ってきました。「すし兵衛」から独立して以来、テレビの取材などに頻繁に出るようになったため大変な人気店になり待ち時間がかなり長くなりました。以前行ってたころは入店待ちなんてしたことなかったもの。そして、順番待ちで番号カードがペロっと出てくる、あの銀行にあるような機械も設置されていました。

 そりゃまぁそうだ、知っている人は知っていた、ビールだけで100種類、焼酎、ワイン、日本酒は50種類、チーズは常に30種類以上(この日は54種類用意されてました)の、かなりの酒好きだって唸るラインナップ、寿司食べなくても飲むだけで満足、さらにそんな呑兵衛のためにビストロメニューがとても充実しているという、本人談でいう「回転寿司はメリーゴーランド」、「夢の回転寿司」なのです。

 前回は寿司を重点的に食べたので今回はチーズが主目的に、いや、主目的はビールなので、次目的に行きましたw


 まず、スタートはいつものベアードビールの「レッド ライ ラガー」の生。ここ、「あじわい回転寿司 禅 」では常に7種類の生ビールがあり、そのうち5種はレアなビールになってます。ちなみに、普通に「生ビール」と注文すると、サッポロの「エーデルピルス」が出てきます。スーパードライだなんていう野暮は置いてません。今回はほとんど生ビールを飲みました・・あ、いつもか・・。

 回転する皿を取って寿司をつまみながら先に生ハムの「ハモン イベリコ ベジョータ」を注文しておきます。寿司は特に書かなくてもおいしいので今回は割愛。流れていないものもカウンターの中の職人さんに頼めばその場で握ってくれます。また、日によっておすすめの寿司ネタも変わります。主に小田原水揚げの相模湾の魚でマグロは三崎産です。マグロは清水で食べるよりも安くて美味しいという、清水も負けちゃいけないよ・・って感じです。

 生ハムのカットは西尾店長専権事項です。48か月熟成のこの最高級生ハム、店内でも一度出したらもう冷蔵庫に戻さず店内熟成させます。また、カットしているうちの店長の講釈を聞くのも楽しみの一つです。


 もう、なんてったって脂からして美味しい!塩っ気もあり酒のつまみとしても最高級品。一皿¥1200ですが、ホテルのレストランで頼むとover¥3000くらいのモノです。ここへ来たらまずこれは押さえておかないとね。


 2杯目は、これの生を見つけたら即注文というベルギーのさくらんぼのビール、「ベルビュー クリーク」の生。甘いけど美味しい、特に女性にお勧めのビールです。


 3杯目は、これはかなりレアな生ビール、ベルギーの「グーテンカルロス」の生!なんでこんなものがあるの!?


 そして、今回の目的でもあるチーズ。詳しいことは知らないので店長に希望のタイプを伝えて3種盛りにしてもらいました。これで¥1000。右下のは切ったそばからドロっと崩れてくるモノ。この3種、チーズ好きでないと臭くて食べれないかもしれません。なお、この右下のチーズはお店でワインでウォッシュさせているとのこと。すげぇ!

あ、臭み消しというかお口直しの、バターナイフに乗っているのはイタリア・シシリー島産のオレンジの花から取ったハチミツです。これも超美味い!そして、添えてあるパンはライ麦酵母を使ったパンとのことですが、これもお店で焼いているとのこと。すごーい!

 4杯目はベルギーの「レフ ブラウン」の、これも生。都内だと¥1400とか取られる場合がありますが、ここでは¥850! (^O^)/


 そして次はレバーパテ¥525。コイツもとっても美味しいです。あ、パンはめっちゃ美味しいです!


 ラストが、こちらはアメリカ、サンフランシスコのアンカービールの2010クリスマス限定ジュビレーションエール。こちらもレアなもので、いつものアンカーの味とは異なり美味しいものでした。


 もう、大満足!食べて飲んで、「生きててよかった!」って心底思うお店でした。今度は正月に来よう!


 そして、当初はまっすぐ新幹線で帰ろうと思っていたが、ベアードビールの若手ブルワー、“シンヤくん”(初仔が生れたばかりの現在ちょー親バカw)が、自分のオリジナルレシピで造られ初めて発売と相成った新作、リアルエールの「マリスオッター カスケード エール」が出たから来てね・・・と、メールをいただいていたので小田原からまた鈍行、熱海乗換えで沼津で降り、沼津港の「ベアード フィッシュマーケット タップルーム」へと行きました。で、そのビールがコレ↓

 で、このレシピがシンヤ本人曰く間違いだとのことで、正しくはモルトはマリスオッターのみなんだそうです。ホップはこの通りですが、USカスケードホップは醸造時に苦みを出すため、そして仕上げの段階で香り付けをするためにニュージーランドのカスケードホップを入れているとのことです。

 ここらで時間が迫ってきたのでラストはこちらも新季節限定ビールの「ブラックファンタジーエール」チョコレートウィートモルト、ローストウィートモルトを使い、濃くなってます(笑





 そして最後にサプライズが!夏前くらいにアメリカのストーンブルワリーからハワイのイシイブルワリーを通じてベアードビールにお話しがあり、震災チャリティーのためにビールを造り、その売り上げの100%を寄付したいという企画で、静岡茶を使った「ジャパニーズ グリーンティーIPA」がとっても美味しく、なんでアメリカで造った静岡茶のビールなのに日本で造るよりお茶の香りとかしっかり出ていておいしいの!?・・しかも度数が9%という驚異のチャリティービールが、当初は樽生でしか提供されなかったものが、今回、いつも応援してくれるからと、関係者用に40本くらいしか輸入されなかったビールを1本分けていただきました。もうこれ本当に美味しくて、今年飲んだ中でも1・2を争う美味しさ。
 もともと売り上げの100%がチャリティーだったので、まさかこんなものをいただくなんて思ってもみてなくて感激!これは大事にとっておいて、この日に一緒につきあってくれた後輩のYクンと日をあらためて飲むことにしました。「ビンも捨てないほうがいいですよ、激レアですから」と、言われました。ちょーうれしー!



 こういう日のために頑張って生きていけると、とても大げさなんだけど、それくらいに思ったいい日になりました。とびっきり美味しいビールととびっきり美味しいフード。また次に行くために頑張れると思いました。地球に生れてよかったーーーー!

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