タンタンゴマーズのアップです。このいかにも昭和っぽいキャラクターがなんとも・・
昭和の臭いプンプンといえば、かなり前ですが「フキフキブギウギ」の歌と“洗剤!イヤ子さん”のキャッチフレーズで、“拭き取るだけでキレイになり、洗剤がいらない”という布のCMがありました。
ただ、あのCMは洗剤業界からの猛反発があってすぐに打ち切りになったと記憶してます。でもそれがなんという商品名だったかが思い出せません。誰か知っていたら教えてくださいm(__)m
=自分で検索した・・の追記=
ありましたありました。なんと商品名がそのまま「洗剤イヤ子さん」でした。2001年ごろの旭化成の製品だったようです。
当時の洗剤業界の猛反発ぶりが書かれた記事もありました。ちょいといただきましょう↓
“ 「洗剤イヤ子」は中傷だ!*洗濯機に続く逆風? 洗剤工業会ピリピリ 旭化成に変更求める
北海道新聞 10/19
洗剤メーカーなどで構成する日本石鹸(せっけん)洗剤工業会が、旭化成が今年3月に発売した家庭用ぞうきん「洗剤イヤ子さん」=写真=の名称に抗議していることが、18日までに分かった。「洗剤業界を中傷する商品名」(同工業会)に洗剤メーカーは強く反発し、名称変更やCM自粛などを求めている。旭化成は「ひぼうの意図はない」と困惑しているが、変更には応じない構えだ。
「イヤ子さん」は超極細の合成繊維製で、細かい汚れもふき取れるという。商品カバーには「(家の中の汚れは)何でも水ぶきだけでOK」と表記。さらには「洗剤を使いたくない人は77%に達する」と、自社調査の結果をグラフで紹介し、「こんなにいた!洗剤イヤ子さん」と商品名を売り込んでいる。
こうした手法に、同工業会は「洗剤のイメージダウンにつながる」と、名称変更を要求。今夏売り出された洗剤"不要"の洗濯機に続く逆風だけに、態度は強硬だ。これに対し、旭化成は「手荒れを心配する人にアピールするには絶好の名称。応援してくれる消費者も多い」(広報室)と、ネーミングに自信たっぷり。”
“ 「洗剤要らず」の流れ止まらず…*せっけん業界 大アワて*洗濯機 三洋に各社追随の動きも
北海道新聞 12/02
せっけん業界が、洗剤不要をうたい文句とする新型の洗濯機や清掃用品の登場に神経をとがらせている。抗議の記者会見を開くなど危機感があらわだ。しかし、韓国の電機大手が同様の洗濯機を売り出すなど「洗剤要らず」は流行となりそうな気配もある。
「消費者は満足できないはずだ」。洗剤を製造する企業の団体、日本石鹸(せっけん)洗剤工業会の神田豊輝専務理事は十月二日の記者会見で声を張り上げた。やり玉に挙がったのは三洋電機が八月に発売した新型洗濯機「超音波と電解水で洗おう」。同製品の「洗剤ゼロコース」は、一日着た肌着程度の軽い汚れなら、水中のイオンの働きなどで洗剤を使わずに洗濯できるという。同工業会は「長時間の洗濯で繊維が傷みやすく、色あせしやすい」などと欠点を指摘した。
三洋製品は発売三カ月で三万七千台が売れた。同社の洗濯機としては近年にないヒット商品。三洋は同工業会と同じ日に会見を開き「購入者の九割が満足している」などと反論した。
一方、同工業会は今年六月十四日、化学大手の旭化成に一通の文書を送り付けていた。「貴社の商品『洗剤イヤ子さん』は、洗剤を否定、中傷しています。商品名の変更と宣伝の自粛を要請します」。
洗剤イヤ子さんは、ぞうきんの一種。太さ○・三五ミクロンの超極細繊維を使用し、表面にある無数の微細な凹凸で洗剤を使わずにほこりなどを落とすことができるという。旭化成は対応を検討したが、結局包装デザインの一部変更を余儀なくされた。
しかし、「洗剤要らず」の流れは止まらず、関係者によると「現在、家電大手数社が三洋製に似た商品の開発を進めているもようだ」という。
韓国の大宇電子は十月九日「世界初の洗剤不要の洗濯機」をうたった新製品を発表した。水中イオンを用いる点では三洋製と同じだが、性能は「退色や静電気の発生を防ぎ、脱臭効果もある」という。早ければ年内に日本などへの輸出も始まる見通しで、せっけん業界の悩みの種は尽きそうにない。”
これ、今でもあるのかなぁ?
昭和の臭いプンプンといえば、かなり前ですが「フキフキブギウギ」の歌と“洗剤!イヤ子さん”のキャッチフレーズで、“拭き取るだけでキレイになり、洗剤がいらない”という布のCMがありました。
ただ、あのCMは洗剤業界からの猛反発があってすぐに打ち切りになったと記憶してます。でもそれがなんという商品名だったかが思い出せません。誰か知っていたら教えてくださいm(__)m
=自分で検索した・・の追記=
ありましたありました。なんと商品名がそのまま「洗剤イヤ子さん」でした。2001年ごろの旭化成の製品だったようです。
当時の洗剤業界の猛反発ぶりが書かれた記事もありました。ちょいといただきましょう↓
“ 「洗剤イヤ子」は中傷だ!*洗濯機に続く逆風? 洗剤工業会ピリピリ 旭化成に変更求める
北海道新聞 10/19
洗剤メーカーなどで構成する日本石鹸(せっけん)洗剤工業会が、旭化成が今年3月に発売した家庭用ぞうきん「洗剤イヤ子さん」=写真=の名称に抗議していることが、18日までに分かった。「洗剤業界を中傷する商品名」(同工業会)に洗剤メーカーは強く反発し、名称変更やCM自粛などを求めている。旭化成は「ひぼうの意図はない」と困惑しているが、変更には応じない構えだ。
「イヤ子さん」は超極細の合成繊維製で、細かい汚れもふき取れるという。商品カバーには「(家の中の汚れは)何でも水ぶきだけでOK」と表記。さらには「洗剤を使いたくない人は77%に達する」と、自社調査の結果をグラフで紹介し、「こんなにいた!洗剤イヤ子さん」と商品名を売り込んでいる。
こうした手法に、同工業会は「洗剤のイメージダウンにつながる」と、名称変更を要求。今夏売り出された洗剤"不要"の洗濯機に続く逆風だけに、態度は強硬だ。これに対し、旭化成は「手荒れを心配する人にアピールするには絶好の名称。応援してくれる消費者も多い」(広報室)と、ネーミングに自信たっぷり。”
“ 「洗剤要らず」の流れ止まらず…*せっけん業界 大アワて*洗濯機 三洋に各社追随の動きも
北海道新聞 12/02
せっけん業界が、洗剤不要をうたい文句とする新型の洗濯機や清掃用品の登場に神経をとがらせている。抗議の記者会見を開くなど危機感があらわだ。しかし、韓国の電機大手が同様の洗濯機を売り出すなど「洗剤要らず」は流行となりそうな気配もある。
「消費者は満足できないはずだ」。洗剤を製造する企業の団体、日本石鹸(せっけん)洗剤工業会の神田豊輝専務理事は十月二日の記者会見で声を張り上げた。やり玉に挙がったのは三洋電機が八月に発売した新型洗濯機「超音波と電解水で洗おう」。同製品の「洗剤ゼロコース」は、一日着た肌着程度の軽い汚れなら、水中のイオンの働きなどで洗剤を使わずに洗濯できるという。同工業会は「長時間の洗濯で繊維が傷みやすく、色あせしやすい」などと欠点を指摘した。
三洋製品は発売三カ月で三万七千台が売れた。同社の洗濯機としては近年にないヒット商品。三洋は同工業会と同じ日に会見を開き「購入者の九割が満足している」などと反論した。
一方、同工業会は今年六月十四日、化学大手の旭化成に一通の文書を送り付けていた。「貴社の商品『洗剤イヤ子さん』は、洗剤を否定、中傷しています。商品名の変更と宣伝の自粛を要請します」。
洗剤イヤ子さんは、ぞうきんの一種。太さ○・三五ミクロンの超極細繊維を使用し、表面にある無数の微細な凹凸で洗剤を使わずにほこりなどを落とすことができるという。旭化成は対応を検討したが、結局包装デザインの一部変更を余儀なくされた。
しかし、「洗剤要らず」の流れは止まらず、関係者によると「現在、家電大手数社が三洋製に似た商品の開発を進めているもようだ」という。
韓国の大宇電子は十月九日「世界初の洗剤不要の洗濯機」をうたった新製品を発表した。水中イオンを用いる点では三洋製と同じだが、性能は「退色や静電気の発生を防ぎ、脱臭効果もある」という。早ければ年内に日本などへの輸出も始まる見通しで、せっけん業界の悩みの種は尽きそうにない。”
これ、今でもあるのかなぁ?