「虫を好きになる方法ってないですか?」
中学生女子からこのような質問を受けた。
「●●を好きになる方法」
あるいは、
「▲▲を嫌いになる方法」っていうのはこれまた難しい。
「好き嫌い」というのは、根拠のない直感的なものだから、
それを系統的に制御するマニュアルも存在しないのだ。
ネットで調べてみると、出てくるわ、出てくるわ……。
「虫好きな人で虫を好きになる方法があればおしえてください」
「虫を好きになれる方法をご存じの方、いませんでしょうか…? 」
「怖くないと頭では理解してても、生理的にダメなんです」
子どもが虫好きで、いろいろな虫を連れてくる、
BBQやキャンプも、虫のことを考えると憂鬱に、
南国に旅行したいが、虫や蛇が……。
虫が苦手という悩みは、けっこう深刻なのである。
昆虫ではないけれど、さまざまな「恐怖症」がある中で、
世界で最も多いのが蜘蛛恐怖症(アラクノフォビア)だと言われているし。
一方で、地球上で一番多い生物は昆虫、
地球は昆虫の惑星といっても過言ではあるまい。
虫を好きになれば、
元祖ドラゴンボールのOPのように「この世はでっかい宝島」だが、
虫が苦手だと「この世は無間地獄」になりかねない。
軽度の虫嫌いや、嫌いな虫が限定的な場合には、
比較的容易になんとかなることも多い。
でも、虫偏の漢字を見ただけで鳥肌が立つ
というレベルになってしまうと、正直歯が立たない。
ネットでも、最高レベルの虫嫌いに対応できそうな
方法は見つけることができなかった。
偏差値40から東大理Ⅲに受かった人の体験談が貴重であるように、
「みつばちハッチ」という単語を聞くのも嫌だった人が
ナウシカみたいになったという体験談は、
ものすごく貴重なものになるだろう。
虫を好きになるプログラムはないか、本気で悩んでいる。
もし、経験者がいらっしゃいましたら、
教えていただけると嬉しいです。
※考えたことが多いあまり、今までで一番長いブログを書いてしまいました
『とりあえず、人を20人集めたはいいが、
みんな初対面でガチガチに緊張している。
そんなとき、どうしたらよいだろう?』
そんなことを考えさせられる研修に参加してきた
その名、
『第46回インタープリター・トレーニングセミナー in関西!』
滋賀県の近江富士花緑公園での開催だった
植物園の職員、海外で何年も過ごした人、理容師さん、
インタープリター・ガイドとして活躍してる人、
自然や動物を守る研究をしている人、
ヘビを素手で捕まえ「あっ、これ毒蛇だった」と言ったという女子大生……。
全国から、16人のすばらしいメンバーと、
日本を代表するインタープリターの方々が、講師として集まり、
これまでで一番充実してた、といってもいいほどの4日間だった
インタープリターとは、「自然解説者」「環境教育者」
などと訳されることが多いが、いわば、
自然と人との「仲介」となる人である
自然のことを多く知ってるほど、活動の幅は広がるけれど、、
もっともっと大切なことがある。
雰囲気作り、話術、ゲームをデザインする、信念を持つ……
などなどのスキルだ
イベントの成否は『和やかな人間関係作り』がものをいう。
今回の研修も、メインはそのあたりだった。
まず、あだ名で呼び合う。
東京花子さんであれば、
『はなこっち』などと呼び、『東京さん』なんてNG(笑)
続いて、自己紹介。。。
『長い方が偉いのは、ヘビの社会だけ』と言われるとおり、
話は、短ければ短いほどいいらしい。
自己紹介グッズを使って、1分以内で自己紹介する練習も。
(↑ちょいと息抜きタイム!?)
そして、初日夜の飲み会のときには、
何人かオーラソーマをやらせていただいたw
※オーラソーマ(代表的カラーセラピーの一種)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/aurasoma.htm
その結果、驚くべき傾向が見られた。
4本中、3本が一致してた2人がいた。
また、全体に『自由』『楽しさ』『コミュニケーション』『伝えたい』
というキーワードを持つターコイズが、やたらと目立ったのだ
研修には、「本質的に似たナニカ」
を持った人が集まったのかもしれない。
さて、セミナーのメインイベントが、
個人でプログラムをデザインし、発表するというものだった。
自分は、「アリ」をテーマに発表したが、
「植物の癒し」「鳥の羽根」「色」「音」「カタチ」……
みんな素材もいろいろ、やり方もいろいろだ
大人が何人も、地面に這いつくばる光景は、怪しさマックス(笑)
一般客は、いぶかしげな目を向けて通り過ぎていく
これがいつか、怪しみながらも人だかりができるようになり、
「おかあさ~ん、あれ、参加したい」
と言う子どもなんかが出てくれば、
一人前のインタープリターといえるのかもしれない
日本でのインタープリテーション、環境教育は、
まだ始まったばかり……
発展途上であるがために、無限の可能性も秘めている
自分は、昆虫好きを一人でも増やしたい、
あるいは、
虫や動物、自然のために尽くしたい――
という考えを、当然強く持ってる。
だが社会学的な視点から、もうひとつ、考えてることがある
日本は、世界一すばらしい国のひとつ……かも、、、と思うが、
ひとつだけ、極端に足りない部分がある。
それが、「ユルさ」だと思うのだ。
海外旅行をすると、パスポートにスタンプが押されるが、
たいてい、メチャクチャなページの、テキトウな場所に捺印される。
なぜそんな押し方をするのか聞けば、
「えっ、そんなことにこだわってどうするんだい?
こんなのテキトウでいいじゃん、わっははww」とのこと。
※どうも、韓国だけ例外らしいが。
また、
日本の「フツウ」の職場では、重苦しい緊張感が漂い、
ミスをした人に声を荒げたり、ひどいときには怒鳴ったり……
なんていう光景が珍しくないが、
自分が聞いた限り、海外でそんな国は存在しない。
そこで、『とにかく愉しむ』ことをモットーに、
非日常的で、ドキドキするようなインタープリテーションをデザインし、
ゆるくて、リラックスしたムードを広めたいという想いも持ったのである。
悠久の自然から見れば、
世の中の99.9%は、大したことないと思えるようになるだろう。
※という自分、緊張しやすいタイプなので、
ゆる~い雰囲気を醸し出すことは、大きな課題かな。。。(汗)
インタープリテーションでは、
参加者の意見を否定しないのが基本スタンス。
独創的な意見、変わった意見ほど褒めるという人もいる。
多様性を認め、長所を探し、押し付けや否定をしない……
そんなところも、インタープリテーションのすばらしさだ。
こんな話を聞いたことがある。
ある日本人が、外国人に、
「富士山は遠いからまだ行ったことない」と言ったところ、
「あんなちっちゃな国で、遠いもヘッタクリもあるのか?」
……。
うう、日本ってどんだけ狭いと思われてるんだろう。。。
だが、もしも宇宙人が地球人を見たとすれば、
「あんなちっちゃな星で、何をごたごた争ってるんだか……」
と呆れられるに違いない。
『宇宙船地球号』で、いかに過ごすか……。
いつか、そんなグローバルなテーマも扱ってみたい。
自分は、『セミの生態』の中に、
厳しい世界を平和に生き抜くヒントがあると睨んでる。
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【通り雨の旅路(本館)】
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/
【Twitter】お気軽にフォローください^^
http://twitter.com/turquoisemoth
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『とりあえず、人を20人集めたはいいが、
みんな初対面でガチガチに緊張している。
そんなとき、どうしたらよいだろう?』
そんなことを考えさせられる研修に参加してきた
その名、
『第46回インタープリター・トレーニングセミナー in関西!』
滋賀県の近江富士花緑公園での開催だった
植物園の職員、海外で何年も過ごした人、理容師さん、
インタープリター・ガイドとして活躍してる人、
自然や動物を守る研究をしている人、
ヘビを素手で捕まえ「あっ、これ毒蛇だった」と言ったという女子大生……。
全国から、16人のすばらしいメンバーと、
日本を代表するインタープリターの方々が、講師として集まり、
これまでで一番充実してた、といってもいいほどの4日間だった
インタープリターとは、「自然解説者」「環境教育者」
などと訳されることが多いが、いわば、
自然と人との「仲介」となる人である
自然のことを多く知ってるほど、活動の幅は広がるけれど、、
もっともっと大切なことがある。
雰囲気作り、話術、ゲームをデザインする、信念を持つ……
などなどのスキルだ
イベントの成否は『和やかな人間関係作り』がものをいう。
今回の研修も、メインはそのあたりだった。
まず、あだ名で呼び合う。
東京花子さんであれば、
『はなこっち』などと呼び、『東京さん』なんてNG(笑)
続いて、自己紹介。。。
『長い方が偉いのは、ヘビの社会だけ』と言われるとおり、
話は、短ければ短いほどいいらしい。
自己紹介グッズを使って、1分以内で自己紹介する練習も。
(↑ちょいと息抜きタイム!?)
そして、初日夜の飲み会のときには、
何人かオーラソーマをやらせていただいたw
※オーラソーマ(代表的カラーセラピーの一種)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/aurasoma.htm
その結果、驚くべき傾向が見られた。
4本中、3本が一致してた2人がいた。
また、全体に『自由』『楽しさ』『コミュニケーション』『伝えたい』
というキーワードを持つターコイズが、やたらと目立ったのだ
研修には、「本質的に似たナニカ」
を持った人が集まったのかもしれない。
さて、セミナーのメインイベントが、
個人でプログラムをデザインし、発表するというものだった。
自分は、「アリ」をテーマに発表したが、
「植物の癒し」「鳥の羽根」「色」「音」「カタチ」……
みんな素材もいろいろ、やり方もいろいろだ
大人が何人も、地面に這いつくばる光景は、怪しさマックス(笑)
一般客は、いぶかしげな目を向けて通り過ぎていく
これがいつか、怪しみながらも人だかりができるようになり、
「おかあさ~ん、あれ、参加したい」
と言う子どもなんかが出てくれば、
一人前のインタープリターといえるのかもしれない
日本でのインタープリテーション、環境教育は、
まだ始まったばかり……
発展途上であるがために、無限の可能性も秘めている
自分は、昆虫好きを一人でも増やしたい、
あるいは、
虫や動物、自然のために尽くしたい――
という考えを、当然強く持ってる。
だが社会学的な視点から、もうひとつ、考えてることがある
日本は、世界一すばらしい国のひとつ……かも、、、と思うが、
ひとつだけ、極端に足りない部分がある。
それが、「ユルさ」だと思うのだ。
海外旅行をすると、パスポートにスタンプが押されるが、
たいてい、メチャクチャなページの、テキトウな場所に捺印される。
なぜそんな押し方をするのか聞けば、
「えっ、そんなことにこだわってどうするんだい?
こんなのテキトウでいいじゃん、わっははww」とのこと。
※どうも、韓国だけ例外らしいが。
また、
日本の「フツウ」の職場では、重苦しい緊張感が漂い、
ミスをした人に声を荒げたり、ひどいときには怒鳴ったり……
なんていう光景が珍しくないが、
自分が聞いた限り、海外でそんな国は存在しない。
そこで、『とにかく愉しむ』ことをモットーに、
非日常的で、ドキドキするようなインタープリテーションをデザインし、
ゆるくて、リラックスしたムードを広めたいという想いも持ったのである。
悠久の自然から見れば、
世の中の99.9%は、大したことないと思えるようになるだろう。
※という自分、緊張しやすいタイプなので、
ゆる~い雰囲気を醸し出すことは、大きな課題かな。。。(汗)
インタープリテーションでは、
参加者の意見を否定しないのが基本スタンス。
独創的な意見、変わった意見ほど褒めるという人もいる。
多様性を認め、長所を探し、押し付けや否定をしない……
そんなところも、インタープリテーションのすばらしさだ。
こんな話を聞いたことがある。
ある日本人が、外国人に、
「富士山は遠いからまだ行ったことない」と言ったところ、
「あんなちっちゃな国で、遠いもヘッタクリもあるのか?」
……。
うう、日本ってどんだけ狭いと思われてるんだろう。。。
だが、もしも宇宙人が地球人を見たとすれば、
「あんなちっちゃな星で、何をごたごた争ってるんだか……」
と呆れられるに違いない。
『宇宙船地球号』で、いかに過ごすか……。
いつか、そんなグローバルなテーマも扱ってみたい。
自分は、『セミの生態』の中に、
厳しい世界を平和に生き抜くヒントがあると睨んでる。
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