最近、イライラしてたまらないことがある。
ある種の「意地悪」な人に遭遇するときだ。
わざとらしいほどにサービス精神が皆無、
他人に笑顔を見せたら損だと思っている、
誰かを助けたら負けだと思っている、
そんな思想に染まっている人といえば、思い浮かぶのではなかろうか。
別にタイタニックのように、命を投げ出して他人を助けろ、
と言っているのではない。
「ほんの少しの間、これ持ってて」
レベルのことを、意味不明な理由をつけたり、
クソくだらない「こだわり」を提示して断る。
「人の役に立ったら死ぬ」という呪いにでもかかっているというのか!?
助けてあげられるのは、あなたしかいない。
「ほんの少し持ってあげる」だけで、
血を吐く思いをしていた人が、とても楽になったりするのだよ……。
例えば、体の不自由な高齢者B氏と親しいA氏に、
「夕食後、寂しいみたいだから、10分だけ話し相手になってあげて」
とお願いしたりすると、
独身で無職なのに「18時には帰る主義だから」
と断ったりするあのタイプ!
A氏とB氏はとても仲がいいことは間違いない。
A氏にしかできないから、A氏に頼んだんだよっ!
A氏を信頼して頼んだ私自身の、人を見る目のなさをも
呪いたくなってくる。
街で配っているティッシュを決してもらわない人もこの類だろう。
ティッシュをもらってあげるだけで、
相手の仕事は進んで喜ばれるし、こちらもちょっと得をする。
それなのに、頑としてもらわないあの心理は何なのだろう……。
そういえば、亡くなった祖母が
「この世で一番嫌いなのは意地悪」と言っていた。
意地悪って、本当に本当にウザいことを実感しつつある。
意地悪野郎にあまりにイライラすると、
もうジャイアニズムを発動したくなる(獅子座の特徴?)。
「いいから、つべこべ言わずに、
言う通りにしろ~!!
俺が『あのカラスは白い』と言ったら、
『はい、白いです』とだけ言え!」
みたいな。
ジャイアニズムを通り越して、ナチズムのような気がしないでもないが……。
おかげ様で、「気象・天気が3時間でわかる本」
の増刷が、またまた、3連発で決まりました!
読んでくださった方々、どうもありがとうございます。
本当に大感謝です。
物書きとして、さらにスキルアップしていきたいので、
他の拙著もろとも、どうぞよろしくお願いいたします。
※そういえば、今までの拙著8冊とも、
6、7、8月に出版なのですよね……。
この前、母校(千葉の市川高校)で、
在校生に向けた座談会に参加し、話してきました。
今年はzoomでしたが。
そのとき思ったのが、
「自分の才能・持ち味・強みを見つけるのって
案外難しいのかもしれない」ということです。
そこで、こんな動画にまとめてみたので、
よろしければご覧ください。
★自分の才能・強み・持ち味を見つけよう。
https://www.youtube.com/watch?v=1XheUIgYsDA
アインシュタインやモーツアルトのように、
わかりやすい才能がある人はよいのです。
だが、どうやってそれで食べていくのか不明な種の才能、
それどころか、
まだ「名前」すらついていない奇天烈な類の才能もあります。
そういう才能の持ち主は、
才能をどう生かすか、一生かけて答えを見つければよいでしょう。
ホリエモン氏もどこかで書いていたと思いますが、
「才能の掛け算」は最強です。
たとえば、英語で上位1%、加えて数学で上位1%に入れば、
100×100で1万人に一人の人材です。
さらに、美術と古典で上位1%に入れば、
1億人に1人の人材の完成です!
あるいは、「マイナー力」を生かす手もあります。
英語の専門家は、日本に何万人もいると思いますが、
アイスランド語の専門家は、日本に2、3人しかいなかったと思います。
もっともっとマイナーな、キクユ語やブリブリ語であれば、
オンリーワンの専門家となることもできるでしょう。
ざっくり考えると、
世の中には2種類の人間がいると思う。
1.一人の時間がないと死んでしまう人間
2.一人にされると死んでしまう人間
心身が弱ったときなどに、どちらかの性質が明瞭に出る。
1のタイプは自由にしておいて欲しがるし、
2のタイプはずっとそばにいて欲しがる。
1のタイプを束縛してずっとそばに置いておく、
2のタイプを放置プレイにする、
それらは拷問以外の何者でもない。
カップルや夫婦を形成するときには、
この点を重視して考えるべきだと思う。
タイプが違うと、病苦や貧困などの逆境が
即、致命的な亀裂を作ってしまうからだ。
自分が男だから、またまた遠慮なく言わせてもらう。
男が苦手だ。
男と人間関係を築くのが、とんでもなくストレスフルである。
今だ「男社会」と言われる警察、消防、自衛隊、漁師などで
自殺率が高いのも頷ける。
※例外的に、学生時代の「お勉強」が
すごくできたタイプの男は付き合いやすい。
反対に、
「昭和脳」「老害化」が顕著なタイプが特に苦手だ。
小姑以上に小姑みたいで、恐怖の対象でしかない。
ティッシュの蓋はこう開けろ、とか、
リモコンはこの向きで置け、とか、
クソくだらないことでブチ切れる。
しかも意地悪しようとしているのではなく、
本気で正義だと思ってふるまっているところが
たちが悪過ぎて笑えない……。
さらに、むっつり腕を組んだりして、
周りに気を遣わせるな。
生まれつきこういう顔なんだ、という言い訳は通じぬ。
常に笑顔と愛想をふりまく努力をしろ。
「昭和脳」が、これまでいつも女性に要求してきたように……。
プチ自慢ですが、「目ができている👀」自負があります!
どんな「目」かというと、生き物を見つける目です。
都市部を歩いているだけで、1分に1匹ペース以上で
虫の存在に気づくようになれば「目ができた」と言えますが、
そうなると本当に愉しいです。
純粋な視力とは関係ありません。
2.0が余裕でも、見えない人は見えないし、
1.0くらいでも、がんがん見つける人もいます。
この初夏、すでにたくさんの面白い生き物との出会いがありました。
以下、動画をアップしたので、よろしければご覧ください。
★「葉っぱを食べてごめんなさい」と謝るイモムシ【サザナミスズメの幼虫】
https://www.youtube.com/watch?v=wxsNr3PN7-8
★グルグル回るのが大好き?!ヤマトアザミテントウの謎行動
https://www.youtube.com/watch?v=qyno4ZesDaw
まず巨大イモムシとして有名な、スズメガの幼虫。
※巨大で、尻に角のようなもの(尾角)があれば、
スズメガの幼虫とみてよいと思います。
このスズメガイモ、
人に見つかったときに取る仕草がなんとも愉快なのです。
動画を見て、思わずニンマリしてしまった方もいるのでは。
また、ヤマトアザミテントウが
不思議な行動を取っていました。
未だ何をしていたのか不明ですが、
こちらが撮影を開始すると同時に始めた行動なので、
何らかのコミュニケーションを取ろうとしていた可能性があります。
※スズメガファンの皆さま、
ぜひとも以下の拙著をご覧頂ければ嬉しいです!
youtubeにもこんな動画を上げましたが……。
【庭にスイカの食べ残しを捨てたら凄いことになった!】
https://www.youtube.com/watch?v=ZlNc4vAj6eA
最近、「コンポスト」が静かなブームですね。
生ゴミは、燃えるゴミに出してしまえば、
誰の(どんな生物の)役にも立たず、
CO2を排出するだけになってしまいます。
しかし、土に返すことで、
いろいろな小動物・微生物に
食物を提供することになるばかりか、
高品質の肥料を作ってくれます。
皆様も、SDGsの一環として、生ゴミは
土に返すようにしてみてはいかがでしょうか。
年々、個人情報の取り扱いが厳しくなっている。
【動画版も併せてよろしく】
もし、個人情報がすべてオープンな世の中になったら?
https://www.youtube.com/watch?v=GV80_wfiY48&t=1s
若い方は、卒業アルバムに全生徒の住所・電話番号が載っていた、
全校生徒の保護者名・職業を書いたリストが配られていた、
などという時代が信じられないだろう。
個人情報について厳しくなると、
何かにつけ、とにかく面倒くさくなる。
そこでいっそ、個人情報について
超オープンな社会にしたらどうか、考えてみた。
小中学校の通知表、担任からの評価、
どんな児童だったか、どんな言動をしたか、
幼稚園児のときどんな子だったか、
第一次、第二次反抗期はどうだったか……。
国民すべてのそういった情報をネット上に公開し、
いつでも誰でも閲覧できるようにしておく。
真実でさえあれば、どんな噂を広めようと
名誉棄損罪に問われないようにする。
ここまで行けば、おもしろい社会になるのではないだろうか。
それで、本性を見抜けずに、
とんでもない人と結婚してしまったり、採用してしまったり
という悲劇は減らすことができるのではないだろうか。
※やってしまったことは決して取り消せない。
「忘れられる権利」なんて、ふざけるなと
個人的には思う。
仏教では、死後、
生前の言動や思ったこと、考えたことまで
すべてエンマさまの前に提出され、裁きを受けるのだという。
個人情報を超オープンにするということは、
人間がみんな、この世でエンマさまになるようなものと言えるだろう。
何十年も生きていれば、軽いことも重いことも含め、
色々な人に「相談」をするだろう。
有益なアドバイスをもらえることもあれば、
その人を相談相手に選んだ自分を呪いたくなるほどの
クソバイスを喰らうこともある。
今回は、「絶対に無視してよいアドバイス」
について考えてみた。
それは、
「あなたさえ我慢すればいい」
「誰々さえ我慢すればいい」
というアドバイスだ。
アドラーは、「悩みはすべて人間関係だ」と言ったけれど、
実際、人間関係においては、
誰かが我慢するだけで、
丸く収まってしまう(ように見える)問題が結構多い。
だが、誰かに爆弾を押し付けて「臭い物に蓋」では、
問題解決としては下の下未満だし、
問題を先送りするだけでしかない。
もちろん、「爆音バイクで暴走したい」とか、
「辻斬りをしたい」というような反社会的な欲望を抱く人には、
「お前さえ我慢すればいい!!」と言ってよいと思うが。
この前、病気になる前の母は、超働き者だったと書いた。
★病気になる前の母のキャラ
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/11af13973147a2004247400032ee7783
さらに親バカならぬ子バカを続けさせてもらうが、
働き者なんて、掃いて捨てるほどいる。
母の凄かったところは、そこだけではない。
「いいお母さんだね、羨ましい」
とよく言われるのだ。はっきり言って、自慢の種である。
だからこそ、現状を知って、
「あんな立派なお母さんが……」
と涙を流した人が一人や二人ではない。
ショートステイやデイサービスに行っても、
みんな、隣に座りたがるのだそうだ。
だからこそ、何かの奇跡で
もう一回、体が動くようにならないものかと、
しつこく、しつこく、可能性を追及してしまう……。