生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

必要な痛み

2024-12-18 | 社会・法律・労働
最低賃金1500円は「不可能」、
半数の企業がそう回答したそうである。

じゃあ社長さ~ん。
あの高級外車は何? そのブランドバッグは?

政府は企業にはやたら甘い。

そろそろ心を鬼にして、
大量倒産を覚悟のうえで賃上げを強く要求する、
くらいの荒療治に走ってもよいと思う。

日本は会社が多過ぎるから、99%潰れても問題ない
とホリエモンも言っていたような気がする。

「すると失業者があふれる」と言う人いるけれど、
一時的にそうなるのは仕方ない。
それこそ「必要な痛み」

アパルトヘイトや奴隷制度を廃止したとき、
多くの有色人種が失業したのと一緒だ。


それから、消費税を廃止して法人税爆上げもはよ。
さらに宗教法人からも課税すればいい。

「カルト宗教」を定義する法律を整備して、
カルト宗教には法人税10倍とかにしてよいだろう。

※介護や保育、教育など
お金が集まりにくいけれど貴重な業界というのもある。
そういう企業は国で保護するべきである。

できますよね? 財務省さん。
あれだけ税金巻き上げてるんだから……。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森永卓郎さんの『書いてはいけない』について書いてみる

2024-12-05 | 社会・法律・労働
書店で大々的に平積みになっている、
森永卓郎氏の著書を読んだ。
森永氏は「私の遺書でもある」とまで言っている。

森永卓郎氏が患った膵臓がんは、
癌の中でも予後が不良で、5年生存率は1.2%程である。
(ステージ4の場合)

少しでも森永氏を気の毒に思った方は、
ぜひとも読んでみてほしい。

https://amzn.to/49m4tW8

・ジャニーズの性加害
・ザイム真理教(財務省が日本の癌説)
・日航123便が墜落した本当の原因
・日本経済墜落の真相


この4本立てで、告発するような内容になっている。

私は「陰謀論」にさほど詳しいわけではないので、
日航123便墜落についてこんな説があることに
卒倒しそうになったのだが、
陰謀論界隈ではわりと噂されてきたことらしい。

詳細は書籍を読んで頂きたいが、
もし森永さんの言うとおりの事実が明らかになったら……。
日本どころか、
世界がひっくり返るような騒ぎになることは間違いない。


4本のネタに共通こととして挙げられるのは、
「保身クズ💀」の存在だ。

保身のために(自分や家族のセイカツのために)
長いものに巻かれる、真性の人間のクズ😡 ……。


アメリカの精神科医ホーキンズ博士は
「意識マップ」を作り、
罪悪感、勇気、無力感、恐怖、怒り、喜び、悟り、憎しみ……
など17の意識にランキングをつけた。

意識マップで最下位とされたのが「恥」だが、
もっと下位に属すると個人的に思うもの、
それが「保身」である。

今一度、「保身」という意識への嫌悪感をみんなで高めて、
保身クズが発生しにくい環境を作っていきたいとつくづく思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【特別警報】新社会人さんへの注意喚起

2024-04-30 | 社会・法律・労働

twitter(現X)で見つけ、甚く共感したのがこれ。



驚くべきことに「クソ上司💩」と称される輩は、
ほぼみんな、↑この手口を使ってくる

あまりに莫迦の一つ覚え過ぎて、
このセオリーが昇進試験に出るのかと勘繰りたくなる


さらに、これには続きがあり、
すっかり意気消沈した部下を飲みに連れていったり、
急に優しい言葉をかけたりして手懐ける。

つまり、飴と鞭を実にうまく使いこなすのだ。

緊張(蓄積)期 → 爆発期 → ハネムーン期 → 緊張期……
と繰り返すのがDVやモラハラの基本モデルだが、
これとも似ている。

結論:こういう上司は大きな害を与えるとみなしてよい
逃げられれば逃げるに越したことはないが、
無理なら相手を人間だと思わない。生き物だと思わない。

何か言われても「肥溜めの雲古がブクブク発酵してうるさいな」
くらいにしか思わなくなる訓練をするとよいだろう

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「いきりママチャリ女性」特定された件

2024-04-16 | 社会・法律・労働

「いきりママチャリ女性」が特定され、晒されている件

知らない方のために詳細を説明すると、
先日twitter(現X)に、以下のドラレコ動画が上がった

後ろに幼児を載せたママチャリが
信号無視&右側通行&安全不確認
で右折して車の前に飛び出してきたのだ

衝突は回避したものの、ママチャリ女性は
車の前に立ちはだかり、罵倒し続ける

やがてスマホを取り出し、撮影したり、
電話をかけたり(共にするフリに見えた)

この動画が思いのほか拡散され、
女性の実名、住所、家族の情報、職業などが特定され、
それらの情報も拡散中ということだ

賛否両論あれど、個人的には、
本当にあんなことをしたのなら(冤罪や加工の可能性がなければ)
晒されるのもやむを得ないと思う

警察は面倒がって「小さな事件」はスルーしたがるから、
小悪人が「逃げ得」な世の中が続いていた。
しかし実際に悪いことをしたのであれば、
それなりの報いはやはり受けるべきだろう


わざとぶつかり男、歩きタバコ、歩きスマホ、
泥酔して嘔吐、粗暴な軽犯罪……
これらが拡散しても、おそらく同じことを思う

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【大谷翔平】言ってはならぬことを言ってみる!

2024-03-21 | 社会・法律・労働

私のような雑魚未満のカスが言っても
絶対ルサンチマンだと思われるだろうが、
それを承知で、
言ってはならぬ暴言を吐いてみようと思う

テレビ各局、大谷ネタばかりで食傷気味、
くらいならいいほうで
「大谷に比べて自分は……」と
鬱っぽくなっている人が少なくないようだからだ

まず、大谷の何がそんなに凄いと思うんだい?
ボールを転がすだけで、なぜそんなに偉いんだい?

汚いトイレを掃除してくれたり、
きつい介護を担ってくれる人のほうが一億倍偉いよ

大谷が凄い価値のある人間ように言われるけれど、
年収と知名度が極端に高いだけ

人間の価値が、年収や知名度なんていう
薄っぺらいもので決められてしまうのは悲しい

ここの読者の中にも、
大谷よりはるかに素敵な人はたくさんいるはず

大谷は、単に「『地球の現実世界』というゲームの中で
激レアアイテムを見つけて、
チート級のボーナスポイントを獲得した人」に過ぎない。


※大谷翔平さん、ごめんなさい
逆張り的にこういうことを言う人も必要と思ったので……

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラック職場がなくならない究極の理由

2024-01-16 | 社会・法律・労働

教員をはじめとして、日本の職場には
まだまだ超絶ブラックなところが多い。
北欧並みになるなんて夢のまた夢という感じがする。

その元凶の一つとして挙げられるのは、
『ジェネラリスト採用』だろう

ジェネラリスト:何でもそこそこにこなす人、オール3か4のイメージ
スペシャリスト:一芸に特化した人、オール1に一個5があるイメージ

例えばプログラマとして雇われたのに、
電話番やコピー、議事録作り、後輩の教育、上司へのゴマすり、
トイレ掃除までしなくてはいけないこともある。

「●●で雇われたから●●だけしていればいい」
ということはほぼほぼないのだ。
日本で『スペシャリスト採用』は存在しないと思ってよい。

日本で働いた経験のある外国人の多くが
「もう日本でだけは絶対に働きたくない」
と言うそうだが、原因はジェネラリストを求められる点だろう。


発達障害の人が生きづらいのも、ここである。
発達障害とは、いわば「超スペシャリスト」だ。

日本の職場はジェネラリストを求められるばかりだから、
スペシャリストタイプは皆、詰んでしまうのである。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳩を轢き殺した事件から考える、『命大切に』の胡散臭さ

2023-12-08 | 社会・法律・労働

先日、こんなツイート(X)をした。
ちょっと面白いやり取りがあったので記録しておきます。

【ポスト1】
「ハトを轢き殺した」犯人が顔出し実名報道されたことが話題を呼んでいる。
個人的には「マスコミ、よくやった~!」と思う。
動物虐待系はどんどん罪を重くしてほしい。
生類憐みの令よ再び、とまでは言わんが……。

ちなみに綱吉って「バカ殿」の代表みたいに言われるが、
実は超優秀な将軍だったという見方もできる。
それも含めて、以下のyoutube動画でもお話しました。 
よろしかったらご覧ください。


【鳩を引いて実名報道】マスコミあっぱれ!?

で、ポスト1では飽き足りず、
ポスト2を連投した。

【ポスト2】
は? 道路は人間のもの、だと?
地球、ひいては元々生息していた野生生物から、
ジャイアンみたいに強奪した土地に、
人間様wが勝手に道路を作っただけだろうが。
多くの生物の犠牲のもと、文明を築かせて頂いているのだから、
ヒトごときは検挙に大人しくしていなさい。

すると、まったく面識も交流もなく、
やり取り歴のない人から、こんな引用RTをされた。

【引用RT】
弱肉強食ってそういうもんですよ
人間も動物の一種であり他の動物との縄張り争いの結果として
「人間の道路」を作ったのです
みんなこの生物の基本を忘れすぎている

あまり好きな言い方でないし、こんなこと言いたくないのだが、
「素人はすっこんでろ~!ごじゃっぺがぁ!」
と言いたくなる人の気持ちが少しわかった。

生物屋の端くれとして、「生物学」を悪用して
妙なプロバカンダモドキを導かれるのは愉快でない。

そこで私は以下のような引用RTを返した。

【引用RT】
ヒトはあまりに力を持ちすぎて、
食物連鎖から脱することに成功しました。
だからこそ力のまま振る舞ったら、
ガチで地球が壊れてしまいます。
知的生物になった以上、一歩引いて達観し、
他の生物に譲る姿勢が欠かせない、いち生物屋としてそう思います。

これに対してはリプがなかった。
どんな回答をくれるのか、とても興味があったのだけれど……。

そういえば昔から、
「生き物を大事にしましょう系」の意見に対して
ムキになって噛みつく人が少なくないのは気になっている。

似非動物愛護団体への嫌悪感などもあるのかもしれないが、
一番大きなところは、
「俺は大切にされていないのに、ネコばかり大事にされやがって」
のような嫉妬心から来ていると推測する。

「命を大切にしよう」と聞くと、
胡散臭い、ゾクッとした気色悪い違和感を抱くのも同じ。

根底にあるのは、
「命は大切だが、お前は大切じゃない」
みたいな空気が、ぼんやりとこの国に漂っているからだろう。

自殺してしまった人に対して、
よく「なんで相談してくれなかったんだ」という人がいる。

でも、仮に相談していたところで、
「みんなそれくらい我慢しているんだよ」とか、
ホームに落ちている嘔吐物ほどの価値すらない
『クソバイス💩』しかよこせない人が少なくないのが現実である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教師や医師の職場で蔓延るカツアゲ

2023-09-15 | 社会・法律・労働

さきほど、こんなツイートをした。
(今はツイートじゃなく「Xにポストした」と言うべきか)

教員や医師、看護師、介護士など
「人助け系」の職業の労働環境は、
油断すると地獄の鬼もびっくりの阿鼻地獄👹になる。

この原因は「良心に付け込まれる」からだ。

医師や看護師であれば、
「苦しんでいる患者を見捨てて帰るのか?」
とでも言えば「カツアゲ」は完了である。

しかしここには、もっと厄介な問題が潜んでいて、
このシチュエーションで本当に
「生徒や患者を見捨てて帰れる人」は、
はっきり言ってこの仕事に向いていない、
という面も持っているところだ。

つまり優秀な人だけが潰されていく。

政府やマスコミ、有識者は、
この問題にもっと踏み込んで欲しいと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少子化解消、増税、もうお腹いっぱい!

2023-09-12 | 社会・法律・労働

少子化対策のために消費税を上げるだと!? 
ふざけるな~!
冗談は顔だけにしやがれ

代わりに「貯金税」を導入するのはどうだろう?

現金で持っているとがんがん税金取られるからと、
消費を促進することができる。景気がよくなるのだ。

肥満細胞みたいに内部留保している企業や、
不景気にさんざん寄与してきた「貯金厨」
懲らしめることもできてまさに一石二鳥、一石三鳥


それから、もういい加減、少子化を解消するのは諦めたまえ。

人口が減っても回る、新たな社会システムをゼロから構築したほうがいい。
未だに経済成長に執着しているなんて、 恰も
50歳を超えても身長コンプを捨てられずに、
身長を伸ばすことにこだわってるかのようで痛々しいぜ。

もう出生率は増えないし、婚姻率も上がらない。
なぜなら先進国の人々は、
「独身は不幸ではない。ガチの地獄は、変な人と結婚することだ
という衝撃の事実に気づいてしまったからね……。


最後にもう一つ疑問。

素朴な疑問だが、現代社会って
原始時代よりもストレスは軽減されているのだろうか?

他の生物に迷惑をかけまくってまで築いた文明社会で、
原始時代に自然から受けていた以上のストレスを強いられるのであれば、
その社会の存在価値っていったい?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「老後に2000万円」なんて怖くない!

2022-09-09 | 社会・法律・労働

小さな書店で衝動買いしたこの本。



以前からこのブログでも
労働問題については書いてきた。

労働問題に興味はあれど、系統的に学んだことはなく、
バラバラだった知識を統合してくれるような
非常によい一冊でした。

特にはっとさせられたのが
「老後に2000万円必要」という問題について。

仮にこれが本当だったとしても恐れるに値しない。

というのは、老後も年収200万円を10年続ければ
2000万円になってしまうから。

夫婦なら4000万になるし、20年間夫婦で続ければ
8000万円にもなる。
意外に余裕に思えてこないだろうか。

唯一のハードルが「雇われずに年収200万円以上」
のポジションをゲットすることだ。

日本には依然として、
年齢至上主義というクソみたいな宗教観があるから、
70や80になってから雇用されるのはやや難しい。

でも今の時代、別に雇われる必要なんてないではないか。
執筆(Web含む)や士業のような古典的自由業でもいいし、
ココナラもyoutuberもあるし、クラウドソーシングもある。

年収200万円以上なら「死んでも無理」ではないはずだ。
老後の第二の人生に向けて、
好きなこと・得意なことを見つけ掴んでおくことが大切だろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする