生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

なぜか見破られる擬態

2006-09-29 | 雑記

遮蔽された細胞のような小部屋にて――。

「○○って、メチャメチャ組織に向いてないでしょ?」

ぎくっとするまでもない。
自身では、小学生の頃、いや
幼稚園のころから、すでに勘付いていたことである。
「最近の若いもんは~」とか
「これだから一人っ子は……」
と言われる常套性格にちがいないが、事実だから否定もできない(笑)

なんでわかった、と問えば、
集団で作業するのが、この上なくしんどそうで
一匹狼的に動いてるように見えるからという。
そして、プライベートで知人と付き合ってるときの
目の輝きが、完璧なまでに失われてるとか。

本音を言えば、
"仕事"にかけては、個人プレーでできたら
それほどの至福はないと思う、た・し・か・に。
かといって、自由業で血を流しながら生きる覚悟は
未だできていないし(笑)。。。
(自由業の一つ・芸術屋のある種の苦悩は、
芥川龍之介『地獄変』がわかりやすい)

今日もやっぱり、
社会・組織に適応しているかのように『擬態』を続けてみる。
ときどき尻尾が見えてるのだろうが……

そういえば
友人にも、明らかな個人プレータイプは大勢いるのに
なぜ自分だけ見破られる??

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小学生の作文のごとく――

2006-09-29 | 雑記

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彼岸に、何箇所かお墓参りに行ったからだろうか。

亡くなった人が夢に出てきたり、
自分が死んだ夢を見たりすることが、最近けっこうあった
死ぬ夢は、『生まれ変わり』を意味する大吉夢らしい!
年齢に関係なく、生きることと死ぬこと、という
哲学チックなことを考えてしまう瞬間は、ままある。

ところで、昔からある答えのない問題。
余命が短いとき、告知してほしいか?

自分の場合――絶対知らせてほしい!!
これは、絶対揺らぐことのない考えなので、
家族・知人にくどく言ってある。

たとえ、3年でも半年でも半日でも
できることがある。

3年なら、書きかけのあの童話・小説を
仕上げたい、あの絵を完成させたいと思う。

1週間でも、お世話になった人とか昔の友人に会いに行ける。
あるいは、未だ会ったことのないマイミクさんに会って
とびきりの旅行に行く、とかもできるし(笑)

さらに、
半日でも、最高の人と最高の場所に行き、
最高の夕陽に染まり、
「たのしかった♪」と言いながら
最後のまぶたを閉じる、ということも可能だろう。

「たのしかった♪」で最期を締めくくれるのが
最大の贅沢かもしれない。
やはり、終わりよければすべてよし。

小学生の頃には、作文・日記のラストを
枕詞の如く、「とてもたのしかったです」で
締めくくるクセがつくことがあるが、
じつは、強ち無意味な習慣ではなさそうである。

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おそるべしパワー

2006-09-11 | 雑記
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前話のつながりだが、
長くなるので分けました。

前話、
『意識的』に強く思い過ぎると、どうも空回りする

でも、反対に『無意識』に願ってることは
気が遠くなるほど長い時間ののち、叶うと聞く。
よくも悪くも……。

たとえば、
子どもの頃に、体が弱かった人は、
無意識に「強くなりたい」と願い続けることが多い。

無意識の指令は、自然と全身の隅々まで行き渡り、
長い時間をかけて、
頑丈な筋骨を生成していく。
そして、いつのまにか頑強な人になっている。

スポーツ選手や、大武将には、
幼い頃に体が弱かった人が案外多い、というのも
なんとなくうなずける。

また、別の恐ろしげな話もある。
昔は、結核で亡くなった文学者が多いことから、
結核こそ作家の勲章、と思いこみ、憧れた作家志望者がいた。

その人は、後に、晴れて大作家になれたのだが、
結核への憧れも実現してしまう。
若くして命を落としてしまった、という悲劇である。
(その人は、「檸檬」の梶井基次郎だったりする)


やっぱり、邪念なく長く思い続けるのは、
願い成就のコツかもしれない。
よくない願いまで実現することがあるのは
ちょっと恐ろしいが。。。
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天敵

2006-09-11 | 日記風
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まんじりともできなかった。

改めて、「それ」の恐ろしさを実感……。

それ、とは、意識、とか緊張感と呼ばれるもの。
頭や体をがんじがらめにし、
得意なはずのことをできなくしたりする――――


この前、
早番で午前2時には起きなければならなかった。
「さっさと寝なければ」と強く意識しながら
床に就いた。

…………

ね、寝られん……。

…………

時計は24時を指している。

ひつじを数えようが、夜食を食べようが、
途中で挫折した小難しい本を読み返そうが、
いっこうに眠くならない。

以前、どこかで
「寝つきはのび太くんと競えるほどいい」
と自負した記憶があるが、
寝よう、と意識しただけで
まさかそれが不可能になろうとは。


コオロギが鳴いてる。
遠くをトラックが走ってる。

…………

おそるおそる目を開けると、
時計の針は、まさに2時に届くところであった。
コメント (2)
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