遮蔽された細胞のような小部屋にて――。
「○○って、メチャメチャ組織に向いてないでしょ?」
ぎくっとするまでもない。
自身では、小学生の頃、いや
幼稚園のころから、すでに勘付いていたことである。
「最近の若いもんは~」とか
「これだから一人っ子は……」
と言われる常套性格にちがいないが、事実だから否定もできない(笑)
なんでわかった、と問えば、
集団で作業するのが、この上なくしんどそうで
一匹狼的に動いてるように見えるからという。
そして、プライベートで知人と付き合ってるときの
目の輝きが、完璧なまでに失われてるとか。
本音を言えば、
"仕事"にかけては、個人プレーでできたら
それほどの至福はないと思う、た・し・か・に。
かといって、自由業で血を流しながら生きる覚悟は
未だできていないし(笑)。。。
(自由業の一つ・芸術屋のある種の苦悩は、
芥川龍之介『地獄変』がわかりやすい)
今日もやっぱり、
社会・組織に適応しているかのように『擬態』を続けてみる。
ときどき尻尾が見えてるのだろうが……
そういえば
友人にも、明らかな個人プレータイプは大勢いるのに
なぜ自分だけ見破られる??