本を出してまもなく三週間……。
読んでくださった方、本当にありがとうございます~
Thank you
謝謝
Merci
Gracias
Danke
Asante sana
Баярлалаа
Ευχαριστω
…………
どんな言葉でも言い難いほど大感謝しています~!
夢が叶った多幸感を味わったのも束の間、厳しい現実も襲い掛かってくる。
本は、発売1か月で「勝ち組・負け組」が決まるという。
今のままだと、勝ち組に残れるか微妙……という通達
「勝ち組」になれなければ、2冊目以降が出せない
本の売れ行きデータは、すべての出版社で丸わかりなので、
たとえ他の出版社へ持ち込んでも同じということだ。
いろいろな作戦を考える……。
まずできることとして、小・中・高・大の卒業アルバムを引っ張り出し、
片っ端から「出版のお知らせ」のハガキを出す。
十数年まったく連絡を取っていなかった人、さらには、
同じクラスでも一回・二回しか話したことのない人も含めて。
突然の手紙で驚かせてしまうかもしれない。でも、
JUDY AND MARYの『そばかす』じゃないけれど、
「思い出はいつもきれい」なもの。
「あのときの金兵衛かあ。懐かしい~」ぐらいに思ってくれれば嬉しい。
計算上は、
「友達の友達の友達の友達」まで含めると、
地球上のすべての人間が含まれることになるのだそうだ。
なので、まずは「知人」レベルの友達も大切にすることだろう。
けっこうな「力仕事」だったけれど、
なんらかの効果がありますように~
また皆様にお願いしたいことがあります。
お時間のあるときにでも、アマゾンにレビューを書いて頂けますか。
また、知人等に本のことを拡散してしまってください。
厚かましいお願いですが、ご協力いただけたら嬉しい限りです~!
※私は、のび太くん並みに悪知恵(?)だけは働くので(笑)、
「もし勝ち組になれなかったらどうする」というストーリーも何パターンか
考えていますが、なるべく実行したくないものばかりです
21日朝8時20分から8時30分まで、
文化放送の「グッモニ」に出演させて頂いた。
祝日の朝、浜松町は静かだった。
文化放送に入局する。ビルの中は、
まだ休日の7時過ぎだというのに、とても活気がある。
高まる緊張感……。
口パクで「きゃりーぱみゅぱみゅ」「東京特許許可局」「マンギョンボン号」
と言ってみる。
台本を出してイメージトレーニングをしていると、
一人の女性が歩いてきた。
文化放送の気象情報担当の予報士だ。
緊張感がマックスのときに声をかけてくれるのはとても嬉しい。
女性予報士は、コーヒーを持ってきて置いてくれた。
そして、手を振ってスタジオに入っていく。
う~ん、さすがマスコミの方。いちいちかっこういい……。
開始5分前。。。自分の心臓の音が耳で聞き取れる。。。
ウイスキーを小瓶に入れてきて、トイレ等でちびりと飲んでしまおうか。
そんなよからぬ考えも浮かんだ。
(もちろん決行しなかったけれど)
8時19分……。
いざ始まってしまうと、すぐに台本から脱線。
するとおもしろいもので、緊張感が解け、
いろいろ話したいことがどんどん湧き上がってくる。
気象の話だけでなく、アリ、ヒグラシ、スズメバチなど
大好きな昆虫の話もたくさんしてしまった。
お話するのが愉しくなってきたところで終了。
もう少し話したかった(笑)
ものすごい緊張感だが、
多くのリスナーが聞いてくれている中で話すのは純粋に愉しい。
「場数を踏んで慣れる」ことができるよう、
またこのような機会をもらえたら嬉しい限りである。
お世話になった方々、どうもありがとうございました。
追伸:
「今日(22日)に関東は梅雨明けします~!」
と断言してしまったので、今ドキドキである……。
おかげ様で子どもの頃からの夢が叶い、
書籍が7月11日に発売されることになりました
『こんなに凄かった! 伝説の「あの日」の天気』
という、読み物調の「気象本」です。
自由国民社さんからの出版です。
大人の初心者の方はもちろん、中学生くらいの方にも
愉しんでもらえたらという願いをこめて書いています。
今回、執筆そのものをものすごく楽しむことができました。
「暴走したら止めてあげるから、のびのびと自由に書いてください」
と、細かい指示はしないで悠々と泳がせてくれたのです。
私には、とても心地よいスタイルでした。
編集者の方って、書籍を作るばかりか、
書き手が力を発揮できる環境を提供することの天才なのかもしれません。
●『こんなに凄かった! 伝説の「あの日」の天気』
http://www.amazon.co.jp/dp/4426117852
目次はこんな感じです↓
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1章:竜巻と台風の恐怖
1.史上最強の竜巻!! 1990年12月11日:茂原竜巻、
2.青森など史上最強の暴風!! 1991年9月28日:リンゴ台風
3.史上最大級の暴風雨、 1996年9月22日
コラム:天気予報をする虫たち
2章:夏の頃のあの日
4.呪われた花火大会 2013年7~8月
5.夜中に36℃!? 1991年9月27日~28日
6.グレープフルーツ大のヒョウ 2000年5月24日
コラム:気象予報士あるある
3章:豪雨と雷
7.1時間に153ミリってどのくらい?~ 1999年10月27日
8.練馬豪雨・典型的な都市型ゲリラ雷雨~ 1999年7月21日
9.都心・超ゲリラ雷雨 2005年9月4日
10.ミニスーパーセル? 1999年8月24日
コラム:気象から考える「河童忌」
4章:ゲリラ豪雪、冬も油断はできない!
11.西は大雪、東は大雨 2001年1月8日
12.ゲリラ豪雪、内陸で80センチ級!? 1986年3月23日
13.2000年2月8日:ポーラーローという暴れん坊
コラム:いつか見たい東京のホワイトクリスマス
5章:注目の天気図
14.かっこいいと話題になった天気図 2012年10月17日
15.生まれた瞬間から「猛烈」だった台風 2006年8月27日
16.爆弾低気圧 2004年12月5日
コラム:こんなに凄い天気記号
6章:冬のびっくり天気
17.雪、雪、雪……一冬に29回、総積雪量92センチ 1984年
18.氷点下の雨 2003年1月3日
19.東京にもなだれ注意報!? 1998年1月
20.史上最も遅い雪 2010年4月17日
コラム:海外旅行は、ぜひ窓際席をゲットしよう!
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ご興味がありましたら、
ぜひ手に取っていただますと嬉しい限りです^^。
応援してくださった方、どうもありがとうございました。