前回の記事で書きましたとおり、
母がわずか数か月で歩けなくなってしまいました。
↓※前回記事で書いた考えにより、ここでもお話することに決めた次第です。
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/d0f2542a6eb801f69567f830d59f501d
前回の記事で、何人もの方から
励ましのお言葉や有力な情報提供を頂きました。
本当にありがとうございます。
ホーキング博士のような奇跡(ALSの診断を受けながら50年以上生きた)や、
iPS細胞を使った技術の進展に期待したいと思っています。
さて、母の症例ですが、
神経内科医も唸るような、きわめてまれな症例であることに加え、
個人的に、猛烈に気になっていることがあります。
それは、伯父の症状を「真似するように」進行していること。
パーキンソン病と大脳皮質基底核変性症の同時発症だけでも、
1日に2回車に突っ込まれるほどの、まれな不運が重なったと言えます。
それが同じ時期に、兄弟姉妹に同時発症??
それこそ、インク工場の爆発で本ができるくらいの、
ほぼありえない偶然になってしまうのではないでしょうか……。
※大脳皮質基底核変性症には遺伝性はないとされています。
遺伝性のパーキンソン病もそれほど多くありません。
ところが症状がそっくりなだけでないのです。
転倒して怪我をする場所も同じ。
鎖骨骨折→後頭部の同じ場所を裂傷→顔の同じ位置を裂傷……
症状が同じなのだから、怪我のパターンも同じという見方も
当然できますが、あまりに一致していて些か気味が悪いのです。
そこで、この前ツイッターで
「信頼できる霊能者って知りませんか?」と聞いた次第なのです。
霊能者の99%以上がインチキか能力不足である、
という現実を把握しているので。。。
私は占いはできますが、霊感はほとんどありません。
(タロットができる時点で霊感がある、という見解もあるのですが、
それはちょっと置いといて……)
そんなわけで、サードオピニオン的に
「見える人」の意見も聞いて見たかったりするのです。
私は一応理系の人間ですが、見えない世界も否定はしません。
母の了承を得て、ここでも詳細をお話することにしました。
少しでもいろいろな方からのいろいろ情報が欲しい、
仲間が欲しいと思ったからです。
2018年まで自転車を「乗り回し」、車も運転していた母ですが、
2018年より自転車で転倒を繰り返すようになりました。
そして2019年に入ってからは、
次第に歩行中にも転倒を繰り返すようになりました。
今はほとんど歩けず、ほぼベッドの上で一日を過ごしています。
神経内科を受診したところ、
はじめは「パーキンソン病」と診断されましたが、
順天堂大学医学部附属順天堂医院で検査入院したところ、
「パーキンソン症候群」の一つである
「大脳皮質基底核変性症」というまれな病気の症状が
混在している可能性があると言われました。
※パーキンソン病:脳内のドーパミンが不足することにより、
動きにくくなったり手が震えたりする。
進行はゆっくりで、発症後15年経過しても自力で歩けることも多い。薬がよく効く。
※パーキンソン症候群(神経難病系):パーキンソン病に症状が酷似する。
進行は早く、発症後平均4~5年で寝たきりになるが、
ときには数か月で寝たきりになることも。薬が効かない。
大脳皮質基底核変性症、進行性核上性麻痺、多系統萎縮症など。
検査データはCDで頂けたのですが、
MIBGシンチグラフィで異常が出ているうえ、
脳ドーパミントランスポーターシンチ(ダットスキャン)でも
ドーパミンの低下が検出されているため、
とりあえずパーキンソン病であることはたしかなようです。
しかし、パーキンソン病にしては薬が効きにくいこと、
進行が異常に早いことから、
大脳皮質基底核変性症の混在が疑われるという経緯です。
(しかも大脳皮質基底核変性症だとしても
ここまで進行が早い例は、先生も知らないという……)
MRI画像や脳の血流では
大脳皮質基底核変性症らしい異常がなく、むしろきれいで、
典型的な大脳皮質基底核変性症とも違うようで……
まれな病気の中でも、特にまれな症例で、
もう何がなんだかわからない状態です。
大脳皮質基底核変性症には、有効な薬や治療法がなく、
リハビリをがんばるくらいしか、対処法がないのが実情です。
テレビではしばしばALS患者が紹介されていますが、
神経難病なんて、どこか遠い世界の話と思っていた感がありました。
最近では、街で車椅子を見かけると
他人事と思えなくなっています。