まもなく緊急事態宣言が解除になる。
明るいニュースと思いきや、
「#出勤再開うつ」がtwitterでのトレンドに。
私もこの前RTしたが、こんなツイートも気になっている。
そう、「コロナ不況」よりも「出勤そのもの」が
多くの人を自殺に追いやっていたことがわかりつつあるのだ。
実際、月曜日の朝に「人身事故」は多い。
私が教員として懸念していることは、
緊急事態宣言後に生徒・児童の自殺が増えること。
状況は、長期休暇明けの9月1日と似ているからだ。
毎年9月1日は、子どもの自殺が最も多くなる。
「出勤」「登校」の何がそんなにストレスなのか、考えてみた。
おそらく満員電車・人間関係という「密」に曝されることだろう。
ヒトという動物は、本能的に3密で尋常ならぬ
ストレスを感じるのだ。
満員電車中の人の臓器を調べたら、
ストレスでほぼ全員が「余命1年」の
グチャグチャ状態になっているのではないだろうか。
ヒトに最も近い霊長類であるチンパンジーも
「密」が苦手なことが知られる。
もしチンパンジーを満員電車のような空間に閉じ込めたら、
殺し合い・共喰いの阿鼻地獄と化し、一頭しか残らない……。
人口爆発で地球人口が異常に増えたため、
人間社会は「集団生活ありき」で語られるようになってしまった。
でも人間社会に「出勤」は必要か?
国を越えて、人口爆発を解決することを考えるべきではないか?
そんな根本的な議論をしてもよいと思う。
ストレス解消法ばかりにクローズアップされがちだが、
そもそも、変なストレスを感じない社会をつくる方法を研究していくべきだ。