シンガポールへ行ってきました~
シンガポールと言えば、
「熱帯雨林気候」の代表都市として
地理や地学の教科書に載っているとおり。
いちおう雨季と乾季はあるものの、
スコールの頻度の違いのみで、いつザバッーと降るかわからない。
しかも、今はまだ「雨季」だ。。。
予報士としては「ぜひとも赤道直下のスコールを経験したい」
などと余裕ぶっこいだことを言ってたら、初日からやられた……。
雷鳴をとどろかせ、しぶきを上げながら街を襲うスコール。
こんな気候なのだから、スコール避けの仕組みが整ってるはずだ、
と思ってたとおり、地下通路やアーケードは充実している。
しかし、安易に「雨に濡れないように」と地下通路に入ると、
地理感覚が麻痺して、道に迷って街をさまようさまよう……。
そう、日本人が「街をフラフラできる」ほど治安はよいのだ。
ただし「車優先」なので、横断歩道とはいえ、
日本のようにちんたら横断してると、確実に車に引かれるので注意を。
熱帯都市らしく、街全体がとても色鮮やか。
そして食べ物の味が濃い(辛かったりしょっぱかったり)。
日本を一歩出たら、「お客さまは神様」なんかではないので、
レジに行列ができても、急ぐ気配はなく
おしゃべりしながらまったりとレジを打ってるし、
「ごめん、テープがなくなったから……いいよね?」なんて、
レジ袋のテープ止めを省略するなんてのも、海外ではご愛嬌。
印象的なこととして、地下鉄へのエスカレーターの速度が物凄く早かった。
日本の2倍以上の速度なのではないだろうか。
あれでは高齢者は危険。
どうも、地下鉄は若い人の乗り物で、
高齢者が乗ることはあまり想定していないようなのだ。
唯一残念だったこと。
赤道直下ということで、さまざまな虫に会うことを期待していたが、
意外に虫が少ないのだった。
会えたのは、ハエ・ハチ・チョウ・トンボ・カタツムリなど。
しかし、街を離れてジャングルに入れば、
鳥だか虫だかカエルだかよくわからないものが、あちこちで鳴いている。
オーストラリアほどでないが、言葉は聞き取りにくい。
Rが非常に強く巻き舌で発音するので、Rが入る単語を使われるとむずい。
そして、日本と違って多くの人がトリンガル以上。
マレー語や中国語とブレンドして話されてしまうと、完全にお手上げである……。
海外国にいると、むしろ国内にいるときより気が楽だ。
多少KYな言動を取ってしまったとしても、
「まあ、外国人だから仕方ないよね」と大目に見てもらえる。
そんなこんなで、
いつものことだが、やっと現地の生活になれてきて、
人にぶつかりそうになって反射的にsorryと口から出てくる、
テーブルの脚に小指をぶつけて、反射的にouch!と
出てくるようになったころに帰国。。。
妙な居心地のよさがある、魅力的な国だった。
飛行機で6~7時間と近いので、また絶対に来たい!
※写真、アルバムにアップしました↓
●シンガポール
http://photozou.jp/photo/list/296257/8518546
●飛行機より雲(成田⇔シンガポール)
http://photozou.jp/photo/list/296257/8518515