生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

衝撃!!奴隷狩りの一部始終

2010-06-30 | 昆虫・生き物
晴れ間が広がった夕方……富士山
大規模な奴隷狩りの、一部始終を見てしまったげっそり


その犯人とは、サムライアリ。
突如道を塞ぐように、黒い川として出現したサムライアリの行列は、
一直線にクロヤマアリの巣を目指すダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)

このサムライアリとは、他のアリ(クロヤマアリ)の巣に乱入して
サナギを巣に持ち帰り、羽化したアリを奴隷として働かせる

という大変変わった習性を持つアリ。

自分で食べ物を探すことも、
子育てをすることもできず、
すべて『奴隷』のクロヤマアリに行わせる。
行うのは、ひたすら『奴隷狩り』のみ衝撃


ターゲットの巣に到着すると、
水が排水口に流れ込むかのような勢いで、一気に巣に侵入

●クロヤマアリの巣に乱入するサムライアリ
http://www.youtube.com/watch?v=Dupc9zfDkds

その後、わずか数分後には
●さなぎ(白っぽいもの)を持って巣からぞろぞろ出てくる
http://www.youtube.com/watch?v=qB7ikf9bszw

夏の夕方、体長が7ミリくらいのアリが大行列を作っていれば、
それは奴隷狩りに出かけるサムライアリかもしれないあせあせ(飛び散る汗)
パッとみても、
ものすごく殺気立った雰囲気が伝わってくるほどであるふらふら


クロヤマアリの巣に侵入したサムライアリも、
クロヤマアリから激しい反撃を受ければ、攻撃することもあるが、
殺傷は最小限にとどめるあたり、賢いといえる。

クロヤママリの巣にダメージを与えないことで、
時間を置いて、
再度襲撃することができるのだ(怖っ)。。。げっそり


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まっくら森へGO!

2010-06-24 | 昆虫・生き物
自分は特に、あの歌を怖いと思ったことはない冷や汗
むしろ、一番好きだった歌のひとつだったぴかぴか(新しい)るんるん

だが、ネットで調べてみると
「あの歌がトラウマになって、『みんなの歌』が苦手になったげっそり
という人すらいるらしい。

その歌とは、
『まっくら森の歌クローバー』(1991年に放送。それ以前も放送されたらしい)
みんなの歌の中では、飛びぬけて
シュール曲なあることはたしかだ。
http://www.youtube.com/watch?v=jkAnpPENjXs


だが、考えようによっては、
『メトロポリタン美術館』も、それなりに怖いのでは。
「大好きな絵の中に閉じ込められた~」
という結末は、はたして悲劇なのか喜劇なのか(笑)。。。
http://www.youtube.com/watch?v=wPdc8v-lzvg&feature=related


さて、話を戻して、
『森』といえば、たくさんの鳥がさえずり、
さまざまな昆虫・動物が愉しく暮らす、
にぎやかで絵本チックな世界がイメージできる。

だが、これは『雑木林』の話。
『原生林』は、ちょっと雰囲気が違うそうであるあせあせ(飛び散る汗)

どんな場所か……「コワイトコロふらふら」というのも
あながち、見当はずれではないようなのだ。
『まっくら森』で歌われている森とは、
おそらく、そんな『原生林』なのではないかと思う。


日本では、広大な原生林は数えるほどしかない。
昼なお真っ暗で、
樹齢何百年とも知れない巨樹が、びっしりと屹立夜……。
鳥の声もあまり聞こえず、虫の姿もほとんどない。

だが……たしかに『我々の知ってる生き物』はいないのだが、
どこからろもなく『我々の知らない生き物』の気配。。。げっそり
ペチャリ、ベチャリ……。

そんな、原生林と、原生林に潜む『粘菌』を扱った怪奇小説として、
宇佐美 まことさんの、『入らずの森本がある。

この『粘菌』とは、
メチャクチャ怪しく、気味が悪くて美しい生物衝撃

アメーバーのように不定形の体を持ち、
無限に大きくなることができる。動物のように動けるし、
おまけに「誕生と死」を定義できない……いわば不死身??

そういえば、『まっくら森』で歌われる、
「まっくら森は動き続ける」
「どこにあるのかみんな知っていて、どこにあるか誰も知らない」
という部分で、描かれているのは原生林の巨大粘菌ではないか、
と考えるのは、飛躍しすぎであろうか(笑)。。。

粘菌だけではなく、
原生林には、人を惑わすナニカがあるに違いないクローバークローバークローバー

この夏――。
どこかの原生林に足を踏み入れてみたいものである足



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あの言葉を取り戻したい!

2010-06-22 | 社会・法律・労働
この前と似たネタだが、
あまりに腹が立ったので、書かずにいられなかった……いい気分(温泉)
そこで、まったく違った切り口で書いてみましたウインク

●先日の記事
http://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/dddceb2bd8528636e860fd2f9fe888a6

「新人切り」男性が会社相手に労働審判
http://news24.jp/articles/2010/06/22/07161504.html


そもそもだが、ワグナーの言葉、
『仕事をするときは上機嫌でやれわーい(嬉しい顔)が忘れ去られてしまってるのが悲しい。

眉をひそめて不機嫌な顔考えてる顔を作りながら仕事をし、
他の人を怒鳴ったり、説教したり、あら捜しをしたりちっ(怒った顔)むかっ(怒り)――
そんな態度が、『一生懸命』とか『真剣』とされる時点で、どこかとち狂ってる。
(これは、日本や韓国に限定だそうです)

多くの欧米先進国の、
「職場で声を荒げたりすれば、『頭悪そう』と冷たい目で見られる」
という風潮、ぜひ輸入したいものである飛行機


緊張して、畏縮しながら働くクセがつくと、
脳も筋肉も、カチンコチンに固まってしまうふらふら
そして、本来は大きく羽ばたけるはずだった翼さえも、
開くことすらできなくなってしまうことだろう。

今の日本では、お互いを潰しあってる余裕なんて、
とてもないように思うのだが……


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オオスズメバチ、大威張り!!

2010-06-19 | 昆虫・生き物
とある居酒屋で、おもしろい光景を目撃し、
動画に収めることに成功しました映画

居酒屋といっても、
昆虫向け=クヌギの樹液であるワイングラスとっくり(おちょこ付き)

多数の昆虫が集まっているが、
がカナブンやチョウを、
ことごとく追い払ってる様子がわかる。

http://www.youtube.com/watch?v=XdVCn4HZkZ4

子どもの頃に見た図鑑では、
樹液に集まる昆虫は、2つのグループに分かれる。

【強者】カブトムシ、クワガタ、スズメバチ、オオムラサキ
【弱者】カナブン、チョウ、ガ、ハエ、アブ

となっていた記憶がある。

多くのチョウは弱者であるが、例外がオオムラサキ衝撃
気の強さでは、他のチョウに例を見ず、
縄張りの中に入ってくれば、小鳥も追い払う爆弾

それだから、オオスズメバチに向かって、
「おらおら、邪魔だ~むかっ(怒り)。どけどけ衝撃
みたいな態度を取ることもあるらしいげっそり

チョウに脅されて逃げ回る
オオスズメバチもオオスズメバチだが、
ハッタリでそこまでやり遂げるオオムラサキも尊敬に値するぴかぴか(新しい)


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ええじゃないか!!

2010-06-11 | テーマパーク・遊園地

重いネタを書いてしまったので、口直しにもう一本日記をわーい(嬉しい顔)えんぴつ


●世界の絶叫コースター、富士急「ええじゃないか」2位
http://www.excite.co.jp/News/odd/E1276240558715.html

2位にランクインしてる「ええじゃないかるんるんは、超・オススメぴかぴか(新しい)

自分がこれまで乗った絶叫マシンで、
一番怖かったことは間違いない衝撃

「わけがわからんまま始まって、
わけがわからんまま終わった」
という感想を述べた人がいたが、まさにそんな感じである。
YouTubeで見るだけで、船酔いモドキになる人もいるらしいが、
本物は、その何十倍もの迫力だ!!

●ようつべで見つけた『ええじゃないか』
http://www.youtube.com/watch?v=dXH_x3O_4p8&feature=related

退屈な日常にうんざりしていた脳も、
ドーパミンやらエンドルフェンやらで、満たされること必須exclamation & 
question


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このままじゃ化石になってしまうべ……

2010-06-11 | 社会・法律・労働
以前、『日本の仕事環境は、ダントツで世界最悪らしい衝撃衝撃衝撃
というネタを書いたが、
まさに、そんなニュースを見つけたぷっくっくな顔むかっ(怒り)

16歳従業員殴り重体に、男逮捕 愛知
http://www.news24.jp/articles/2010/06/11/07160873.html

●以前の記事
http://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/ae28748ebfec165b90157a678c80b2c8


日本ってどうして、
「仕事のためなら、人を傷つけてもよい」
「能力がなければ、傷つくのも仕方ない」
という、中世っぽい思想を、未練がましく捨てないのだろう。。。げっそり
もう21世紀になって10年経つのに……。


どんなハチャメチャ進学校でさえも、、
「成績上位者は、成績下位者をいじめてもいいです」
とは教えていないはず(そう信じたい……たらーっ(汗)

にも関わらず、
「仕事なんだからダイヤというマジックワードが出ると、こうなってしまうのか


電車を例にとると、日本人の仕事に関する神経質さがよくわかるバス
日本では、電車が5分遅れただけで、乗客が怒り出すが、
他の国では、定刻に電車が来ることなど、ほぼない
(そもそも、時刻表が存在しなかったりする)。

しかも、乗った電車が間違ったホームに入ったり、
行き先を間違えてしまう
なんてことも、日常茶飯事クローバー
それで、「ごめんごめん、間違えちった。てへウッシッシ
で済まされてしまうことも多いのだ。



ところで、法律的には
『営利目的ドル袋』は、他の目的に比べて、厳しく罰する傾向がある。
お金は誰でも欲しい。
だからこそ、「お金のため」という誘惑に負けたことを重責とするのだろう。

同じ理屈で、
『仕事様』が神聖なものとして祭り上げられている日本においては、
「仕事のため」に人を傷つけた場合には、
一般の傷害事件に比べて、厳しく罰するようにしては
どうだろうか。


※労働環境さえ除けば、日本は世界一すばらしい国かもしれない、
というのが、子どもの頃からの個人的な感想富士山
本当に残念。


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人生3大行事

2010-06-06 | 日記風
いつかの日記でも書いたかもしれないが……。


『多くの人は、人生で3回、主役となって注目される』
小学校3、4年生のときの、
担任の先生が言った言葉を、改めて思い出す。


1:生まれたとき
2:結婚したとき
3:死んだとき
…………。


というのも、3日未明、祖母が亡くなった。
少し前から入院しており、
近い未来に万一があるかも、と覚悟はしていたはずだ。

だが、真夜中に電話があって病院にかけつけ、
「ご臨終です」と聞いた瞬間には、事態を受け止められず、
「復活の可能性はどれくらいありますか?」
などというトンチンカンな質問を、あわやしてしまうところだった。



身内が亡くなったときというのは、
思考が走馬灯のように猛烈回転し、
どうしてもいろいろ考え、いろいろ思い出してしまう。

祖母が亡くなった時刻を調べると、
まもなく『干潮』というときだった。

潮が満ちてくるときに人は生まれ、
潮が引いていくときに帰っていく、というのも本当らしい。

産婦人科医の中には、満潮時刻をかなり気にしていたり、
重体患者を診る医者は、干潮時刻を気にしていたり……
ということが、実際にあるらしいし。。。


ということで、
月曜日・火曜日は、祖母の最後の『人生3大行事』に参加してきます。
実家から徒歩5分くらいなので、
明日も泊まってるかもしれません。


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