ここ数か月、船橋市議会議員、元江戸川区議会議員の方と
いろいろご一緒させていただいている。
ビラ配りや演説の支援にも入り、マイクを回して頂いたときには
「ご通行中の皆様、こんにちは~」と
ひょっこりひょうたん島のドン・ガバチョみたいなノリで
演説をしたりしている
街中でマイクでしゃべる……メチャクチャ緊張しそうに思うが、
一言言葉を発してしまえば、あとは「立て板に水」で
なんとかなってしまうものである。
教員としてはじめて教壇に立ったときと同じだ。
あるときは「ペット同伴の避難」がテーマだった。
話しながら考えたことがある。
今や、ペットと言ってもイヌやネコだけではない。
ハムスターやカメ、イグアナ、ヘビ……
ありとあらゆる動物が考えられる。
ヘビは慣れると非常に可愛く、飼い主にとっては家族同然だが、
隣にヘビ嫌いの人がいたら、地獄である。
さらに昆虫はどうか。昆虫飼育も高度にマニアック化し、
海外産の巨大ゴ●ブリを飼う人も少なくない。
意外にも若い女性に人気があるようだ。
経験者ならわかると思うが、昆虫も飼い主にとっては、
家族同然の扱いである。だが、虫が苦手な人にとって、
隣の人が大量のGを連れていたら……。
このあたりのケースは、行政側としても想定していないだろう。
「多様性を認める」というテーマの拡張として、
両者がどのように和解するか、あるいは棲み分けをするか、は
よく練りあげておく必要を感じている。