私、乳幼児の記憶が残っている方だと思っています。
人生ではじめて口にした単語が
「あか(赤)」だったのですが、そのときの母の喜びようも
鮮明に記憶に残っています。
ところで、幼児といえば自己中心的ですから、
「自分のものは自分のもの」と考えることがよくあります。
しかし私の場合は少々変わっていて
「自分のものは自分のもの、
他人のものは他人のもの」と考える幼児でした。
なので、他人の持っているモノを
羨ましいとか欲しいと思ったことはないですし、
そもそも興味がありませんでした。
相手の方から「これ、貸してあげる」と言われるまで、
相手が何を持っていたのか把握していなかったほど……。
プチ自慢ですが、これって凄く平和的✨ではないでしょうか?
人間関係のトラブルのほとんどは、
他人を不当に束縛したり、干渉することで勃発します。
下手に興味を持たなければ、問題は起こりません。
ヤンキーや893、ニホンザルとは、
目を合わせることが宣戦布告になったりします。
隣人と平和的・良好な関係を築くときにも、
この「適度な無関心」が鍵になるのではないでしょうか。
「私はあなたにそこまで興味はないですよ。
余計なお節介をしたり、言いがかりをつけたりしませんよ」
というメッセージを伝えつづけたうえで、
笑顔で挨拶・世間話をするのが最善の関係と言えるのではないでしょうか。