生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

今月5回目の霹靂

2007-04-30 | 天気・気象
****************4月28日のMDC***************

GWは、青天の霹靂でスタートした
4月に入って5回目の雷だ。

28日午後。雷雲に覆われはじめ
昏いセピアに染まった町を、車で走っていた。
ときおり、紅色の稲光が街を照らし出す……。

と、台風のような突風を感じた直後、
背後から何かがダッシュで迫ってくる気配を感じる。
「雨のカーテン」だった。

真っ白なカーテンに呑まれた瞬間、
ワイパーも意味をなさない。
もう、車を運転してるのか
潜水艦を運転してるのかわからなくなってきそうである

だが、数十分で空が明るくなってきた。
さっぱりあっさり、もここまで来ると……(笑)


今年のように、真冬に暖かいと
4月頃になって、寒気が入りやすくなり
雷雨が多くなるのかもしれない。

昨日通過したのも、上空約5500メートルで-27℃くらいと
真冬並みの寒気であった。
大気の状態の不安定さは、相当なものであっただろう。


大気の状態の安定・不安定のお話
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/hail12.htm

http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/hail13.htm

******************************************
画像は15時頃の雨雲の様子
(リンクさせていただいてる『雨・雷情報』さんより)

(弱)水色(強)
赤は豪雨のみならず、突風やひょうの可能性もある強力な積乱雲。
雲の移動速度が速かったので、
関東南部での雨量は5~10ミリ程度だった。
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ザ・●ッチのように

2007-04-26 | 昆虫・生き物
工場のようだった。

藤棚のそばを通ると
クマバチが何頭も飛び回っていて、
たくさんの機械を作動させているような
"ブーン音"が四方八方から耳にまとわり付く

そして、丸々と太ったクマバチ同士がじゃれあい
絡むようにして追いかけあう様子は、
ザ・●ッチを連想しないでもない(笑)

熊(ザ・タッ●?)のように丸々と太り、
大きなハミング音を立てながら飛ぶクマバチは
かなり恐ろしげだが、
刺しに向かってくることは、ほぼないのでご安心を。

この先のシーズン、暖かい日に藤棚へ行くと
たいていクマバチを見つけられる


※ケータイを近づけると、意外に敏感に逃げてしまうので
あまりいい写真は取れませんでした。
(添付写真は、過去に撮ったもの)

※飛び交っているのはオスが多い。
じゃれあうような行動は、なわばり争いか?
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寒い朝の訪問者

2007-04-26 | 昆虫・生き物
****************4月19日のMDC***************

深呼吸をしたら、肺にしみそうな冷気だ。。。
その冷たさは、いつかの大雪の朝のものと
変わらないほどだった。

今朝(19日)、関東都市部での雪はまぬがれたものの、
山沿いでは、かなりの大雪になった。
東京多摩西部では、10センチ以上の雪が積もり
雪掻きに追われたという


そんな中、郵便受けを見に行くと、
見なれない『ガ』を見つけた
(種類は同定できてませんが、シャクガの仲間??)

ガは、季節限定のものがけっこういて
寒い時期に、意外な珍種を見かけて驚くことがある。
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アイスは咲う

2007-04-19 | 日記風
****************4月17日のMDC***************

菜種梅雨が続いている。い!

日光などでは大雪になっているが、
明日(18日)は関東南部山沿いでも、あるいは……
という感じがする。

百万が一、都心で雪が混じれば史上最遅となる。
(今までの最遅記録は4月17日


さて、先ほどアイスを食べようと
蓋を開けたら、↑こんななっていた
う~ん、こっちまで笑いたくなってくるではないか。

たまたま、黄緑ピンクのゼリーが
こういう配置になったのだろうか?
それとも、もともとこういう製品?

もし
夜中にホラー映画でも観ながら開けたら
ちょっとびびるかもしれないw。。。


*********************************************
MDC……mixi diary copy
mixi日記と同じ内容です、という意味(笑)
mixiに抵抗のある方にも、ブログを見ていただけるように
ここにも反映させたときに使ってます。

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反対意見殺到!

2007-04-13 | 天気・気象
新聞などで、毎日のように反対意見を目にする。

天気予報で
「宵のうち」という時間帯が誤解を招くという理由から、
「夜のはじめごろ」に変えることに対してだ。

「宵」という言葉は、なんとなく風流がある
だが、「夜のはじめごろ」はモロに説明で
情緒もヘッタクリもあったものでない、という意見がたくさん……。
自分もまったく同感!!

もっと昔、
昭和時代の気象日誌を見れば、
「ひねもす」「よもすがら」「降り晴る」など
語感のきれいな言葉を、わんさか見つけることができ、
たんなる気象記録が、
枕草子でも読んでいるような気分になってくる(笑)

逆に、放送禁止用語や、
「こんなのを気象表記に使ってたの?」と驚くような
なまめかしい表現もあったりするけれど(笑)

北村薫さんも、言葉を何でも易しく言い換える風潮を戒めてる。
(↑昨日の読売新聞編集手帳より)
形式化や簡略化が進むと、どうしても無機質になり
愉しい世界を殺風景に見せてしまうところがあるのだろう。
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えらく手のかかる宝くじ

2007-04-11 | どうしても作家になりたい

****************4月11日のMDC***************
この春、無謀なチャレンジをしてみた

シコシコ書いてた小説モドキを
宝くじを買う気分で、
某純文学系の新人賞に出したのである。 

たぶん……。
下読みさん(一次予選委員)はブチ切れて
最後まで読んでくれないかもしれない(笑)

※『一次予選』といっても案外厳しく、
たとえば文藝賞では、
2000本の応募のうち30本程度しか生き残れないらしい。

純文学は、
取材が必要になることが少なく、
自己満足なストーリーに対しても、かなり寛容な分野。
ミステリーなどよりもとっつき易く
時間のない人でも書けるというメリットがある。
それで、十代でデビューする人もいるのであろう。


天文学的な倍率――
だが、予選すら通れなくとも罰ゲームはない(笑)
宝くじと同じ気分で、
時には夢にエントリーするのも愉しい。


なお、エンターテインメント系の新人賞では
賞金1300万とか2000万とかいう、凄いのもある。。。

*********メモ***************
◆純文学系の主な新人賞
主観や思いこみが入ってる可能性あり。
実際にチャレンジする際は、再度調べてみてください。


●【文學界新人賞】
純文系では最強! 芥川賞を狙っていくならここを!
ただ、名門だけあって減点しにくい無難な受賞作が多いと聞く。

●【文藝賞】
文學界に次いで、芥川賞ノミネートの可能性が高い。
純文系では、一番ポップでエンターテインメント寄り。
また、十代~二十代前半の若い受賞者が目立つ。

●【新潮新人賞】
純文系で一番しぶい。由緒正しき文学、という感じ。

●【群像新人文学賞】
純文系の中では、ややしぶめ? 
冗長でちょっと読みにくい受賞作が多い。

●【すばる文学賞】
ポップでエンターテインメント寄り。
上の4つに比べて、
芥川賞候補にノミネートされる可能性は低いが、
作家として生き残る人が多く、受賞後は明るいらしい。

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19年ぶりの『まさか』

2007-04-08 | 天気・気象

****************4月4日のMDC***************

4日昼過ぎ、東京は凄いことになった……

どす黒い雲が広がり、雷・雷・雷……

街灯が自動的に灯り、
車も、ライトなしでは走れないほどの暗さ。
そして、空にはときどき走る閃光!
今日の稲光は、なぜか桃色を帯びていたw

まもなく、スコールのような激しい雨と突風が叩きつけてくる。
都心では、"ひょう"も採ったらしい?

だが、それだけでは終わらない。
強い雨に、白いものが混じり出す。

そう、、、であった!

東京都心で4月に雪が降ったのは19年ぶり
19年前の1988年4月8日のときには、
積雪9センチという大雪になったが、
今日は、おそらく積もることはなさそう。。。

日曜日には、夏のような暑さになったと思ったら……――
春の陽気は、
ヒトには真似できない類の気まぐれさだ。



※この雷と雪は、上空に真冬並みの寒気が入って
大気の状態が非常に不安定になったのが原因。
(上空約5500メートルで-33℃くらい)

強い雷雲は、上空寒気を引きずり下ろすので、
瞬く間に、気温を10~15℃も下げてしまうことがある。

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年3回の華

2007-04-08 | お花見系

****************4月1日のMDC***************

昨日とは打って変わって、
気温はぐんぐん上昇。
理想的な花見日和だったようである♪

4、5月は、日差しがかなり強まる。
晴れてコンディションが整えば、
余裕で夏のような気温になってしまう。
(1993年5月13日には東京八王子市で37.1℃という記録も!!)

近所、徒歩5分くらいのS公園も
祭りのような賑わいだった。

近所が賑わう時期は、以下年に3回ある。

1.桜満開のとき
2.花火大会
3.区民祭り

2、3の時には負けるものの、
花見シーズンも相当の人手であることはたしか


その他、都内では
井の頭公園、代々木公園、上野公園などに
花見にいったことがある。
いずれも、かなり有名なので混雑はハンパじゃないw……。

昼頃に公園に行っても、酒の匂いに満たされている状態で
場所取りなしの「飛び入り」なら、
座るスペースが確保できれば上出来、という感じ

公園によって、かなり"雰囲気"が違うので
さらに色々な所を回って、いいスポットを開拓したい。。。

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強烈な存在アピール

2007-04-08 | 日記風

****************3月30日のMDC***************

すごい、すごすぎる……。

実家の玄関を入るなり、
のけぞってしまうほどの芳香だ。
その芳香は、家の数分の一を支配していた

う~ん、
デパートのアロマローソクコーナーへ行っても
ここまでは匂わんぞ(笑)。。。

この匂いの源は、いくつも同時開花したユリ
春分の日に、親戚から頂いたユリが
一斉に開花したのだ。
ユリの香りとはいえ、ここまでパワフルだとw……

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たとえ火山のそば、密林の奥

2007-04-08 | 日記風

****************3月23日のMDC***************

「おもしろいから、入れてみ」――
春分の日、お墓参りの帰りに
親戚や従姉妹が家に遊びにきたとき、
『google earth』を勧められたのであった。

さっそく、その場でインストールする。
う~ん、凄すぎる!

世界中、至る所の航空写真が見られるのだ。
家を、一軒一軒区別できるくらいの分解能で。


たとえば、「東京都西多摩郡桧原村数馬100-200-300」
などと住所を入れれば、そこに飛んでいく
その他、火山の近くだろうが、
熱帯雨林の奥の処女地だろうが
どこへでも行ける。
アフリカの奥地を飛び回って、集落を探すのもおもしろい。


そんな時、
旅行中で来られなかった従姉妹からメールが入る。
「土産のワイン、どっちがいい?」と。

すると、『google earth』を勧めてくれたKさん。
ロゼがいい」と返信。
すると「ロゼはない」と即レスされていた。
たしかに、
「赤と白どっち?」と聞かれて「ロゼ」って(笑)
ヒネクレ者なのやら優柔不断なのやら。。。。。。

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