
ガラス越しだったが、口の動きからそう言ったのがわかる

そうなると、不思議な嬉しさを覚えて、
キモチワルイといわれた皿を、もう一つ出す……。
………………。
これは、4月から、休日にボランティアを始めた、
『●●●生物園』のチョウ飼育室の光景である

チョウ飼育室は、一面がガラスとなっていて、
一般客から丸見え。
そう、飼育員も見せ物のひとつということだ(笑)

飼育室を興味深そうに覗いてる気配を感じると、
幼虫を、見えやすいところに出したり、
手に乗せてみたりする。
そして、そのときのお客さんの反応を、
ちょっと楽しませていただいた、というわけである。。。

いままで世話をさせていただいたのは、
オオゴマダラ・ナガサキアゲハ・クロアゲハの幼虫

オオゴマダラの幼虫に触れたのは初めてだが、
オオゴマダラのフンは、独特の匂いがすることがわかり、
部屋に隠れていれば、すぐにわかりそうな感じだ。
それから、クロアゲハの幼虫。
けっこうデリケートで、すぐに威嚇してくるのだが、
そのしぐさが、すさまじく可愛いのだ

まあ、威嚇してる相手に向かって
「可愛い」は失礼だとは承知だがw

クロアゲハの幼虫が乗っている葉っぱを掴むと、
まるで風船のように頭を膨らまし、
風もないのに、大きな頭をブラブラゆすってくるのが、
クロアゲハ流の威嚇。

↑Before:普段のクロアゲハ

↑After 威嚇中!
いつか動画で撮って紹介したいが、
昆虫の心理は複雑で、
いきなり触れてもいっこうに平然としていたり、
「それだけで驚いちゃったの?」
的なことで、威嚇してきたり……
なかなか"切れるツボ"がわからないのだ

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【通り雨の旅路(本館)】
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