心理学者ジョン・アラン・リーの『ラブスタイル類型論』によると、
恋愛には6つのタイプがあるという。
もちろんきっちり6つに分けられるわけではないが、
個人により6つの要素の、
どれが強いか、どれが弱いかが異なるのだそうだ。
基本的に同じ(似た)タイプ同士は相性がよい。
因みに私がネットで診断をやってみたら、こんな感じになりました。
バリバリのStorgeですね。
なお、メンタリストDaiGo氏によると、
6つのうち2つは「ヤバいタイプ」だそうです。
下手に付き合うとメンタルを病まされ、ボロボロにされるとか……。
どの2つか、おわかりでしょうか?
1.ルダス Ludus (ゲームの恋愛、遊びの恋愛)
遊びの恋愛を好む。恋愛をゲームのように考え、プロセスや駆け引きを好む。
複数の相手とも付き合え相手に執着しないため、
嫉妬・独占欲はあまりなくクールな関係。
プライバシーを明かさず距離感を持ってつきあうのが特徴的。
2.プラグマ Pragma(実用的な恋愛)
収入、地位、学歴、家柄など、相手のステータスを重視する。
家電を選ぶようにパートナーを選ぶ。
婚活や結婚相談所ではこの要素が特に強い。
計算高く、相手に「条件」を設けることも特徴的。
恋愛を自分の目的達成の手段と考えている。
3.ストルゲ Storge(友情の恋愛)
友人関係のような恋愛を好む。
趣味を共有したり、一緒に出掛けることを大事にする。
長い時間をかけて関係が育まれ、長続きする。
情熱的な愛情や独占欲・嫉妬はあまり感じない。
別れても友だちに戻れるのが特徴的。
4.アガペー Agape(献身的な恋愛)
自己犠牲的な恋愛を好む。
尽くすことに何よりも喜びを感じる。
相手の利益を第一に考え、自らの犠牲を厭わない。
見返りを一切求めない。
相手のためなら身を引くことも厭わないのが特徴的。
5.エロス Eros(情熱的な愛、美への愛)
運命を感じやすく、直観に依拠した恋愛をする。
容姿を重視し強い一目ぼれを起こす。
ロマンチックな言動、情熱的で性愛的な関係を重視。恋愛至上主義。
意外に独占欲・嫉妬はあまりない。
6.マニア Mania(偏執狂的な愛、熱狂的な愛)
一途な恋愛。
恋愛感情は激烈であり、快楽と苦痛が交互に現れる。
独占欲、嫉妬の感情は非常に強い。
相手の愛情を何度でも確かめたがる。
いつも自分だけを見ていてほしい。
恋愛で問題を抱えれば、命にかかわるといっても過言でない。
メンタリストDaiGo氏の言う激ヤバなタイプとは、
ずばり、マニアとルダス。
マニアはいわゆるメンヘラ束縛野郎、
ルダスは弄ぶタイプであるうえ、
他人に厳しく自分に甘いところがあり、
「俺はいいけれど、お前はダメだ」
のようなダブスタをよく繰り出してくる。
そんな中でも、特に悪いとされる組み合わせが以下。
●最悪の組み合わせ
エロス × プラグマ(現実家と理想家の摩擦・確執に)
ストルゲ × マニア(束縛されてストルゲがボロボロにされる)
ルダス × アガペー(弄ばれてアガペーがボロボロにされる)
自分のタイプを知るとともに、
相手がどのタイプか見極めると面白いだろう。