この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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~~~まえおきです~~~
実験室にある留守番電話機は、留守録があると、30分毎に「メッセージの録音があります」と音声で知らせてくれます。
”留守録あり”を知らせるランプを見逃していても、「おっ」っと気付かせてくれるので大変便利なのです∑(・o・)おっ
こういうの、簡単に作れないかしらん(´・ω・`)?
というわけで、電源が入ったら一定時間毎に「ピーッ」っとアラームを鳴らす回路を考えてみることにしました。
要は”間欠タイマー”のような仕組みができればいいんでしょ?(・。・)г
~~~本題です~~~
既に、一定時間毎に一定時間動作する回路として、過去に実験した
IC555で”贅沢な”非安定マルチバイブレーター
リレーでマルチバイブレータのような回路
があるのですが、アラームをちょっと鳴らすぐらいなら、もっともっと簡単にできないかなというわけで再検討です。
こんな回路でできました。
電源を入れると、トランジスタがONしてタイマICの2番がトリガされるのでタイマーがスタート。
Cが充電されていき、Tr1がOFFしてトリガ状態が解除されます。
やがてタイマーがストップして3番がLになると、シンク駆動でアラームが鳴ります。
Cが徐々に放電してトランジスタがONすると、再び2番がトリガされタイマーがリスタート。
3番がHになるのでアラームは停止します。
あとは電源を切るまで繰り返します。
動きをご覧ください。といっても、繰り返し「ピーッ」っと鳴るだけの地味な動画ですけどね(-。-)г
動画では長い時間待っていられないので、数秒でアラームが鳴るように設定していますが、いわゆる555の発振回路ではなく、あくまでタイマー回路の動作の繰り返しです。
IC555のタイマー回路に、トランジスタ1石の回路をちょこっと加えるだけでできました。
~~~続きます~~~
さてさて、この回路を眺めていて思いました(・_・) (・_・ )?
この回路を”間欠タイマー”として利用できるかしらん(´・ω・`)?
充放電のバランスが大切だから、時間設定はあまり自由にはできそうにないよねぇ。
シンク駆動だから、555のタイマーがONしているときに負荷はOFFになるんだよな~。
回路が負荷側の動作に影響を与え易く、なんとなく綱渡り的な感じがしないでもない。
というわけで、ちょっと改良版を考えました。
負荷をリレーにして汎用的に使用できるようにしています。
電源を入れるとTr1がONしてタイマーICの2番がトリガされるのでタイマーがスタート。
3番がHとなりリレーが動作します。
同時にC1が充電され、Tr1をOFFにするのでトリガ状態が解除されます。
やがてタイマーがストップして3番がLになると、C1が徐々に放電していきます。
Tr1がONすると、再び2番がトリガされタイマーがスタート。
あとは電源を切るまで繰り返します。
IC555タイマーの動作時間を利用するか、次のトリガまでの待機時間を利用するかは、リレーの使い方次第です。
R2を1MΩ、C1を1000μFにしたら、リレーのOFF時間が実測で約50分程度までになりました。結構長い( 'o')ノ
(ちなみにこの時間は、R1の値によっても大きく変わります。R1は小さい方が長くなりますが、小さすぎるとトリガできなくなります。)
これなら、ちょっとした”間欠タイマー”として十分利用できそうです。
~~~これにて完結(間欠)!(-∀-)~~~
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この記事には、関連の記事があります。2020年5月17日かりおかここに記すφ(._. )カキカキ
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後日談もあります。2020年11月14日かりおかここに記すφ(._. )カキカキ
”簡潔な”間欠タイマー回路を考えてみました。 ←クリック
R1を15.6kΩにしたらオフタイムが75分になりました。ありがとうございます。
実験記事がお役に立てたようなら嬉しいです。
15.6kで75分ですか。大変参考になる情報もありがとうございました。
早速近所の電子部品屋で追加の部品を購入し、取り付けてみたところ、うまくいきました!
R1は10kΩ、C1は10μF、R2は100kΩの可変抵抗をつけました
結果、メリーが止まる前に1秒間ほど切って再起動させることができました
ありがとうございました
メリーがうまく動くようになって良かったですね。
この記事が役に立ったというお話をいただけて大変嬉しいです。
kunmaaさんも電子工作ができる方のようですが、
実験室を楽しんでいただければ嬉しいです。
回路はバックブザーのために、
今乗ってるのが、セミオートマなんです。
シーケンシャル6速とPRNDなんですが、
Rにいれると一回だけピーと言ってあとはだんまりです。
ディラーに聞くとバックランプに後退用のブザーを付けてください、2万円ほどです。??と言われてしまい、よっしゃ作ったるぞーーというわけで作ってしまいました。
回路はRaが30kΩ、7番からGNDに10μFをパラってあり、Rbは150kΩでCは10μFです。6番2番はつないで、7番がダイオードでCの電荷を引き抜きます。
次の変化で150kΩからは時定数でチャージするので、Cの電圧はカーブ付きノコギリです。
VCCからピエゾブザーを通してPNPのEにつないで7番ベース、GNDからコレクタに・・
というわけで、引き抜かれたところの電圧は最低値。
上がるに連れて速度が落ちるのでブザーには打撃的な電圧がかかるので、1秒毎にベルを叩いたような音になりました。
面白いのは、少し音程の違うべザーをパラってやると唸り・サウンドウエーブが発生して、鈴を鳴らしたようになりました。
しょうもない回路ですが,PAT出したら受け付けました。
あっちもカネになるんです。
このブログ記事が何かお役にたったと聞けて大変嬉しく思います。
当時は555を使うことを前提にしていて良い頭の体操になった気がしますが、その後は機能ICではなくオペアンプで間欠タイマーを構成する方法を思いつきましたので、もうこの回路はあまり活用しなくなりました。
なお、”客先からの要望”という文言がちょっと気になりましたが、素人の考えた回路ですので重要なものに使われたりすると心配になります。
なんら責任は負えませんので十分にご検討をいただけますようお願い致します。