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隋の2代皇帝 煬帝が残した功績

2011年11月20日 06時39分33秒 | Weblog

隋の2代目皇帝 煬帝(ようだい)は民衆の困苦に関係なしに
無謀に強行した暴君として悪評が高いが、彼が残した業績は
偉大であり現在の中国にも貢献している。


上の写真は煬帝の写真です。


華北と華南を結ぶ大運河の建設と律令制度の整備が彼の2大功績
である。

大運河の建設に関して、NHKのEテレ高校講座日本史で紹介されて
いたので写真を掲載した。(下記)
運河は現在でも使用され、流通面で中国経済に貢献してきた。


また600年と607年に遣隋使として隋に渡った小野妹子が
607年に国書を煬帝に渡した時に煬帝が激怒した話についても
上記の高校講座でありました。
「日出ところの天子、書を日没するところの天子に致す。
つつがなきや・・(以下略)」

詳細文書は下記の写真(随書倭国伝)


煬帝が激怒した理由は下記の2点
 1)中国を日没する国と言われたこと
 2)日本が自分の国の天皇(推古天皇)を「天子」と呼んだこと。
   煬帝にとって天子は1人でなくてはならない。

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