2015年1月23日、神戸市役所2号館の北側にある神戸花時計の絵柄が
震災20年「絆」1.17になっていました。(下の写真)
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上の写真は今回のテーマに関する説明書き。
震災時に、「
人と人とのつながり」や「
地域の助け合いコミニュケーション」
の大切さ、有難さを「絆」という文字で発信と解説されています。
日本で初めて設置された神戸花時計について少し説明します。
第13代神戸市長の宮崎辰雄氏(1911-2000)の欧米視察経験に基づき発案され
スイス・ジュネーヴのイギリス公園に設置されていた花時計をモデルにした日本初の
花時計が製作されることになった。
神戸市民や神戸市内の企業はこの計画に好意的な反応を示し、多額の寄付金が
寄せられた。この寄付金を元に花時計の製作が進められ、
市民有志から神戸市への寄贈という形で設置されることになった。
花時計の製作は神戸市役所の新庁舎(現在の2号館)建設に合わせて進められ、
新庁舎完成と同時期にその北側に設置された。1957年4月6日午前、
新庁舎開庁記念式典に続く形で始動式が行われ、花時計は稼働を開始した。
花時計は昭和32年(1957)に完成し51年間時を刻んできましたが、平成21年
(2009)2月に100件の寄付と募金箱による650万円の寄付により更新されました。
製造、施工はセイコータイムシステム(株)です。
この図案は2015年1月16日~2015年3月上旬まで
神戸市のサイトで過去の神戸花時計のデザインを見れます。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/leisure/mark/hanadokei/kako/index.html

上の写真は神戸花時計の近くにある小野八幡宮にある震災復興の碑

上の写真は市役所1号館の前のマンホール。

上の写真は神戸市の姉妹都市シアトル市から贈られたガス燈
1970年4月23日宮崎辰雄市長の時代に贈呈されたものでラウンド型(No.36 Boulevardと知られる)
のガス燈でUSAでは6,000以上の実績があるとの解説が記載されています。
Welsbach No 36 Boulevard Gas Street Lampは明治期にアメリカで使用されていた
ものでUS特許は Oct 31, 1899に成立特許番号は No 31745
Wikipediaより神戸市内の上記以外のガス灯を拾ってみます
(1)相楽園内旧ハッサム住宅前 1874年に神戸外国人居留地に設置されていた
ガス灯であり、現存する中では日本最古のガス灯である
(2)ハーバーランド内メインストリート(ガス燈通り)
(3) 旧居留地の西北角、大丸神戸店周辺