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東京国立博物館平成館 特別展「はにわ」で3色塗り分け判明! した「挂甲の武人」が展示

2024年10月23日 05時14分54秒 | Weblog
2024年10月18日(金)朝6時台のNHK総合テレビで標題の解説がありました。




詳細はNHKの下記サイト

群馬県太田市から出土の埴輪「武装男子立像」通称「挂甲の武人」について
東京国立博物館は2017年から、本格的な修理にあわせて肉眼での詳細な観察や
蛍光エックス線分析による成分分析が行なわれました。
その結果、よろいの鉄の板は白、それを上下に結び合わせるこちらの紐は灰色、
顔や大刀などは赤色と、3色に塗り分けられていたと考えられることが分かりました。
よろいの白は、鉄の地の色が光り輝く様子を表していると推測でき、当時の人たちが色による表現を意識していたことがうかがえます。
博物館によりますと、白は白土と呼ばれる白い粘土。灰色は白土にマンガンを混ぜたもの。そして赤色は顔料のベンガラと考えられるということです。
この成果をもとに、文化財活用センターが色を塗った実物大の「挂甲の武人」を復元し、会場に展示されています。

2024年10月16日(水)放送の歴史探偵でも詳しく紹介されていました。

国指定文化財データベースより主要項目を抜粋
埴輪武装男子立像
指定番号:00035
国宝指定:昭和49年(1974)6月8日 
出土地:群馬県太田市(旧新田郡九合村)出土
解説:
武具を着装し、武器を装備した武人埴輪である。きりっと結んだ口元と、深く切りこまれた目には武人としての気品と風格があり、甲胄を着け、弓や大刀の柄をにぎりしめてその動作を巧みにとらえている。東日本では武人埴輪が多く発見されているが、本埴輪は大きさもあり、各部分の製作もていねいで保存状態もよく、最も優れた作品である。

2024年10月16日(水)NHK総合テレビ 歴史探偵 古代のアイドル!はにわの秘密でも
東京博物館で再現された「挂甲の武人」について詳しく解説されていました。
(下の写真)



サイズは高130.4cm 幅38.6cm 奥行27.3cm 重さ30.5㎏  群馬県太田市飯塚町から出土
古墳時代 6世紀に作製されたと比定されています。
挂甲の武人 の展示は国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」で下記要項で展示
会期:2024年10月16日(水)~12月8日(日)
展示場所:東京国立博物館平成館 特別展示室  

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