2020年2月2日、三木市の蓮花寺で鬼踊りを観るために当地に来ていました。
鬼踊りについては下記ブログを作成済
その際、表題の黒田清右衛門商店の住宅の写真を撮りましたので紹介します。
黒田清右衛門商店は三木市で最古の金物問屋でその建物群(11件)は昨年(2019年)
12月5日に国の登録有形文化財(建造物)に登録されています。
尚、三木市の国の登録有形文化財になっているのは下記の4か所、21件です。
小河家住宅(11件) 紹介ブログ:https://seiyo39.exblog.jp/20029371/
玉置家住宅(6件) 紹介ブログ:https://seiyo39.exblog.jp/20039378/
三寿ゞ刃物製作所(2件) HP:https://www.3suzu.com/
旅亭文市楼(2件)三木市立みき歴史資料館のサイト:
https://www.city.miki.lg.jp/site/mikirekishishiryokan/4107.html
前置きが長くなりましたが黒田金物店の写真を添付します。
上の写真は黒田金物店(黒田清右衛門商店)の遠景です。
江戸時代の末期の建設で店舗兼母屋や蔵が続く。建築面積は182㎡。
黒田清右衛門商店は明和2年(1765)に創業し250年以上の歴史を誇っています。
上の写真は主屋兼店舗の中景と近景
黒田清右衛門商店は江戸時代より大坂や江戸との取引があり当時主力の前挽鋸
=大鋸(おが)はそれまで特産地であった京都のものを凌ぐほどになり
三木が全国的に金物の名産地になったことに貢献した。
7代目の黒田清右衛門は明治21年(1888)3歳で当主となり三木町の町長として
大正14年(1925)6月 - 昭和6年(1931)9月の約6年間、務めた。
昭和6年以降は県政に関わり県議会副議長も歴任した。
昭和34年(1959)には黄綬褒章を受章した。
以上は黒田清右衛門:県商23回生(明治38年卒)のサイトを参照
少し話題が変わりますが上の2枚の写真は沢田伸さんが描いた黒田金物店の
スケッチです。(2008年の作)
2020年1月29日に兵庫県立歴史博物館の特別企画展で展示されていたものです。
上述の企画展のリーフレットと沢田伸さんの略歴を添付して筆をおきます。
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