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後藤回漕店の本社ビル  on 2018-10-3

2023年09月24日 05時48分13秒 | 神戸情報
本日は平成30年(2018)10月3日に撮影した後藤回漕店の本社ビルを写真紹介します。
このビルは創業130年を迎えた2007年に建設され、2008年に竣工しました。
後藤回漕店の創業者は後藤勝造で明治10年(1877)10月10日に創業。
建築の設計者は東畑建築事務所です。

後藤回漕店は港湾運送事業、通関業などを営む企業です。
本社ビルの設計思想は低層の建物が多い近隣街区に融けこむように、外観は柱型を強調し
重厚なデザインとした低層部とセットバックした軽快な高層部に分割しています。
 後藤回漕店の本社ビルの所在地は神戸市中央区海岸通3丁目2−1 
 所在地のGoo地図を添付しておきます。
   

  延べ床面積:5,274㎡ 鉄筋コンクリート造12階建て

上の写真は後藤回漕店の本社ビルの全景 撮影:2018-10-3

上の写真は海岸通に面した本社ビルの側面 洒落た外装です。撮影:2018-10-3

上の写真は後藤回漕店の社章「まるま」マが刻まれています。

後藤回漕店
後藤回漕店について簡単に記しておきます。
後藤回漕店は、信州・長野出身の後藤勝造が明治10年(1877)10月10日、神戸に創業した
「“まるま”蒸気船問屋後藤勝造本店」を起源とする老舗の港湾運送業者です。
現在も物流に関連する事業をグローバルに展開する企業です。
後藤回漕店の本社は現在も神戸市中央区海岸通3丁目で軟式野球が強く活躍しています。
2016-12-10全神戸選抜軟式大会では6年ぶり3度目の優勝を果たしています。
上記の後藤大峰研修の項で出てきた後藤勝三氏は後藤勝一氏に次いで社長となったが昨年(2016)
11月、仕事で訪問した堺市で倒れ帰らぬ人となってしまいました。(享年71歳)
変革、改革、改善、改良を常に念頭に置いて仕事を進められていたそうです。
現在の社長は後藤博史氏(創業者後藤勝造から数えて6代目)が務められています。

創業者の後藤勝造氏は鈴木商店とのつながりが深く台湾で樟脳事業を展開を開始するに
当たって鈴木商店番頭の金子直吉に台湾総督府民政長官や外相、東京市長を歴任した
後藤新平を紹介した人物です。

詳細は鈴木商店記念館の下記サイト
  株式会社 後藤回漕店|ご協力企業|当記念館について|鈴木商店記念館 (suzukishoten-museum.com) 

及び神戸新聞の遥かな海路 巨大商社鈴木商店が残したもの 2016年7月10日及び17日の朝刊
に記載されています。
2016年7月10日の記事には後藤回漕店5代目社長の後藤勝三氏の写真も掲載されています。


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