(県庁前広場で始まった座り込み。夕刻になってやっと激しい雨もあがり情宣活動を開始)
防衛局から出されていた辺野古埋立申請に対して、仲井真知事が本年中に結論を出したいと表明した。名護市長選で稲嶺市長が勝利した場合、知事は埋立申請を承認をするのは困難となる。そこで政府は、この間、再三にわたって知事に、名護市長選の前、今年度中に結論を出すように要請していた。知事がそれに応じるということは、承認という結論になるのではないかと危惧される。
事態は緊迫してきた。そのため、16日(月)から沖縄平和市民連絡会の呼びかけで、「知事は不承認を!」と訴える県庁前広場での座り込みが始まった。私は、昨日(16日)は高江行のため参加できなかったが、17日、大山ゲート前での抗議行動を終えてすぐにかけつけた。
昼前から激しい雨が続き、テントの中に閉じ込められたままだったが、多くの人たちが集まっているので賑やかにゆんたくが続く。今日も元国会議員らが、1967年、2万人以上の人たちが立法院を取り囲み、機動隊をごぼう抜きにして結局、教公2法の改悪を阻止した際の様子などを話してくれた。沖縄には、このような住民らの実力行使が成功した事例が多いので感心する。
2年前のアセス評価書持込み阻止闘争の際も、皆が県庁の知事室の前に押しかけて座り込み、知事を話し合いの場に出させたことがある。今回も、もし知事が承認という結論を出すことが明らかになれば、同じような運動が必要になるだろう。
今朝の新聞は、両紙とも知事の「不承認」を求める社説を掲載している。
・「『不承認』の歴史的英断を!}(琉球新報社説 2013.12.17)
・「『米国の恫喝』今が踏ん張りどころだ!」(沖縄タイムス 2013.12.17)
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17日(火)の大山ゲート